第3次福島県長期総合教育計画(昭和60年度〜昭和70年度)-151/181page
高等学校では10人となっている(図5-1-9)。負傷者数は,小学校では623人,中学校では260人,高等学校では601人となっており,昭和51年度からの推移を見ると,小学校では横ばい状態,高等学校では昭和55年度以降減少しているが,中学校では増加している(図5-1-10)。
図5-1-9 交通事故死者数の推移
注:「保健体育要覧」(昭51〜昭58)による。
図5-1-l0 交通事故負傷者数の推移
注:「保健体育要覧」(昭51〜昭58)による。
事故発生原因を状態別に見ると,小学校では歩行中の事故が一番多く,中学校及び高等学校では自転車による事故が最も多い(表5-1-8)。
したがって,今後は,交通事故防止のため,関係機関との連携を図りながら,児童生徒の発達段階に応じた交通安全管理の徹底と交通安全指導の充実に努める必要がある。
表5-1-8 状態別交通事故死傷者数 (単位:人)
状態別 区分 小学校 中学校 高等学校 歩行者 312(3) 33(1) 20(1) 自転車(同乗者を含む) 168(1) 166(1) 277 原付自転車(同乗者を含む) 2 3 82(3) 自動二輪車(同乗者を含む) 2 2 108(4) 四輪車(同乗者を含む) 145(2) 56 124(2) その他 0 2 0 計 629(6) 262(2) 611(10)
注:1.「保健体育要覧」(昭58)による。
2.( )は死者数で内数である。
3)児童生徒の水難事故
昭和58年度における水難事故の死者数を見ると,小学校では7人,中学校及び高等学校ではそれぞれ1人となっている(図5-1-ll)。
今後とも,水難事故防止のため,児童生徒の発達段階に応じた指導の強化を図る必要がある。
図5-1-11 水難事故死者数の推移
注:「保健体育課調査」(昭51〜昭58)による。