第3次福島県長期総合教育計画(昭和60年度〜昭和70年度)-153/181page

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 また,学校周辺環境については,産業や交通の発達に伴い,大気汚染,騒音等の問題がある。

したがって,今後は,各学校とも環境衛生検査の必要性や内容等について理解を深め,学校環境衛生の維持改善に努める必要がある。


第3項 学校給食

(1) 完全給食

 昭和58年度の学校給食の実施状況を児童生徒数で見ると,小学校では完全給食の実施率は97.4%となっており,補食給食とミルク給食は合わせて2.6%となっている。中学校では完全給食の実施率は75.3%となっており,ミルク給食は24・7%になっている(表5-1-12)。

表5-1-12 学校給食実施状況  (単位:%)

項目 年度 51 52 53 54 55 56 57 58
区分 小学校 中学校 小学校 中学校 小学校 中学校 小学校 中学校 小学校 中学校 小学校 中学校 小学校 中学校 小学校 中学校
完全給食 95.4 66.9 95.3 68.0 96.2 70.4 96.4 73.5 96.6 73.6 96.9 73.9 97.1 74.2 97.4 75.3
補助給食 1.3 0.6 1.7 0.7 1.5 0.6 1.3 0.6 1.2 0.6 1.1 0.4 0.9 0.2 0.7
ミルク給食 3.2 32.5 2.9 31.3 2.2 29.0 2.2 25.9 2.1 25.8 2.0 25.7 2.0 25.6 1.9 24.7
未実施 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1

注:1.「保健体育要覧」(昭51〜昭58)による。
  2.実施率=(給食対象児童生徒数)÷(児童生徒総数)×100


また,夜間定時制高等学校における完全給食の実施率は84.1%となっており,補食給食は15.9%となっている(「保健体育課調査」昭58)。今後とも,完全給食の普及促進を図る必要がある。

(2) 給食の内容

1) 米飯給食

 米飯給食の普及状況は,制度化された昭和51年度から大幅に普及し,昭和54年度にはほぼ定着した。昭和58年度には,小・中学校,夜間定時制高等学校ともに完全給食における米飯給食の実施率は100%となっている(図5-1-12)。

図5-1-12 米飯給食実施状況
図5-1-12 米飯給食実施状況
注:1.「保健体育要覧」(昭51〜昭58)による。
  2.実施率=(米飯給食実施学校数〕÷(学校総数)×100


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