第4次福島県長期総合教育計画(平成5年度〜平成12年度)-123/136page
(2) スポーツ振興のための基金の設置
ふくしま国体に向けて県民のスポーツへの関心は一層高まりをみせており,スポーツ人口の今後ますま
すの増大が予想されることから,県民の多様なスポーツ欲求への的確な対応が求められています。
したがって,本県スポーツの普及・振興をなお一層推進するため,スポーツ振興のための基金を設置し,
県民の多様なスポーツ欲求に対応する各種の事業やスポーツの国際交流を推進する必要があります。
2 生涯スポーツの充実
(1) 生涯スポーツ関係団体の育成
県民の多くは自由時間を有効に活用し健康な
生活を送るため,多岐にわたるスポーツ・レク
リエーション活動に親しんでいますが,これら
を推進する団体の組織は十分とはいえず,統括
する組織も充実していない現状にあります。
したがって,スポーツ・レクリエーションに
対する県民の多様な欲求に応えるため,各種団
体の組織の整備を促進するとともに,これらの
団体を統括する福島県レクリエーション協会等
の育成・強化に努める必要があります。
(2) 指導者の養成・確保と充実
県においては,県内の体育指導委員や職域に
おける指導者の資質の向上を図るため,巡回ス
ポーツ指導事業を開催するとともに,県体育指
導委員研究大会や女性体育指導委員実技講習会
を支援し,地域や職域における指導者の資質の
向上に努めています。
また,財団法人日本体育協会公認の競技力向
上指導者やスポーツ指導員,レクリエーション
指導者等からなる福島県スポーツリーダーバン
ク制度を発足させ,指導者の活用促進に努めて
います(表2−1)。
さらに,県レクリエーション協会や県スポー
ツ少年団本部がそれぞれ独自に指導者の養成講
習会を開催するとともに,財団法人福島県体育
協会においてもスポーツ指導員養成講習会を開
表2−1 福島県スポーツリーダーバンク登録指導者数
種 目 等 人 数 種 目 等 人 数 ス ポ ー ツ ド ク タ ー 13 銃剣道 33 学 識 経 験 者 22 クレー 2 ス ポ ー ツ ト レ ー ナ ー 4 ヨット 10 競 技 関 係 726 空手道 7 陸上競技 14 アーチェリー 4 野球 2 なぎなた 5 軟式野球 9 アイスホッケー 3 テニス 36 ボウリング 2 サッ カー 39 カヌー 2 ハンドボール 4 ゲートボール 35 卓球 10 少林寺拳法 3 剣道 19 トランポリン 11 漕艇 2 ボディビル 1 水泳 45 レクリエーション関係 311 ホッケー 1 レクリエーション 124 相撲 5 サイクリング 10 ライフル射撃 3 ダンス 37 バスケットボール 4 オリエンテーリング 27 バドミント ン 18 ユースホステル 7 ボクシング 1 キャンプ 14 柔道 27 グラウンドゴルフ 22 弓道 41 綱引き 5 ラクビー 3 バウンドテニス 58 体操 12 スカイ・マリンスポーツ 6 スキー 240 なわとび 1 スケート 7 健 康 ・ 体力つくり関係 14 馬術 16 スポーツプログラマー 3 ソフトボール 10 トレーニング指導士 3 バレーボール 22 体力テスト指導員 8 ウェイトリフティング 4 ス ポ ー ツ 少 年 団 15 レスリング 2 スポーツ少年団育成指導員 15 フェンシング 4 山岳 8 合 計 1,105 (資料) 「福島県スポーツリーダーバンク登録指導者名簿」(平成4年3月)