第4次福島県長期総合教育計画(平成5年度〜平成12年度)-135/136page
多目的運動広場・水泳プールなど身近な施設やキャンプ場・オリエンテーリングコースなど自然を生かし
た野外活動施設等の整備促進に努めます。
また,学校体育施設を有効に活用するため,クラブハウスや夜間照明施設等の整備の促進を図り,学校
体育施設の一層の開放を進めるとともに,学校週5日制の実施に伴う児童生徒の地域におけるスポーツ・
レクリエーション活動の充実を図るため,学校施設などスポーツ施設の有効活用に努めます。さらに,公
共スポーツ施設の有効活用を図るため,専任指導者の配置や体力診断,スポーツ医科学相談システム*の導
入を促進するとともに,生涯学習情報提供システムを活用し,スポーツ施設の利用状況や各種のスポーツ
行事,相談事業,各種スポーツクラブ・サークルの活動状況等を紹介するなど住民サービスの向上に努め
ます。
(2) スポーツに関する研究・研修施設の整備
スポーツ人口の増加に伴い,多様化,高度化してきているスポーツ活動を医科学的側面から支援するた
めの研究・研修機能の整備が必要となっています。
このため,個人の体力や能力に応じたスポーツプログラムの提供やスポーツ医事相談,トレーニング相
談,メディカルチェックなど,県民のスポーツ活動を支援するための科学的な研究・研修機能や相談指導
体制の整備充実に努めます。
* スポーツ医科学相談システム:健康の維持・増進,体力向上を図ることを目的に,メディカルチェック,体力測定や栄養調査を
実施し,個人に適したトレーニングプログラムを作成し提供するためのシステムで,トレーニン
グコーチ,スポーツドクター等で構成する。