ふくしま文学のふる里100選-015/30page

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ふくしま文学のふる里MAP
ふくしま文学略年表
福島県の文学 日本文学 県内・国内の歴史
奈良時代末期 「万葉集」 延喜5(905) 「古今和歌集」  大化1(645) 大化の改新
室町時代中期 金春禅竹「黒塚」 平安時代中期 紫式部「源氏物語」  養老2(718) 石城国、岩背国建置
応仁2(1468)宗I「白河紀行」 清少納言「枕草子」 元久2(1205)「新古今和歌集」  建久3(1192) 源頼朝が鎌倉幕府を開く
明応4(1495)「新撰菟玖波集」、猪苗代兼載が編纂協力 鎌倉時代前期 「平家物語」  慶長8(1603) 徳川家康が江戸幕府を開く
江戸時代前期 内藤露沾「露沾公詠草」 鎌倉時代末期 吉田兼好「徒然草」  寛永20(1643) 保科正之が会津に移封され初代藩主
寛永19(1642)斎藤親盛「可笑記」 貞享3(1686) 井原西鶴「好色五人女」  天明7(1787) 白河藩主松平定信が老中となり寛政の改革に着手
延宝7(1679)西山宗因「陸奥松島一見記」 享保5(1720) 近松門左衛門「心中天の網島」  万延1(1860) 磐城平藩主安藤正信が老中となり公武合体策を進める
天和2(1682)井原西鶴「好色一代男」 安永5(1776) 上田秋成「雨月物語」  慶応2(1866) 信達地方に世直し一揆起こる
元禄12(1699)相楽等躬「伊達衣」 文化11(1814)〜天保13(1842)
   滝沢馬琴「南総里見八犬伝」
〃 15(1702)松尾芭蕉「おくのほそ道」
天明7(1787)熊阪台州「信達歌」
享和3(1803)山東京伝「復讐奇談安積沼」
文化4(1807)山東京伝「安積沼後日仇討」
文政1(1818)松平定信「花月草紙」
天保2(1831)安積艮斎「艮斎文略」
嘉永6(1853)市原多代女「晴霞句集」
元治1(1864)安藤野雁「野雁集」
 
明治7(1874)〜14 服部撫松「東京新繁昌記」山城屋政吉、他 明治21 森鴎外・舞姫 明治1 戊辰戦争
〃 17(1884)天田愚庵「東海遊侠伝」輿論社 〃24〜25 幸田露伴・五重塔 〃9 旧3県合併して福島県となる
〃 18(1885)〜30 東海散士「佳人之奇遇」博文堂 〃28〜29 樋口一葉・たけくらべ 〃10 西南の役
〃 26(1893)幸田露伴・突貫紀行、「枕頭山水」博文館に収載 〃30 島崎藤村「若菜集」 〃15 安積疏水完成 福島事件
〃 28(1895)高山樗牛「滝口入道」春陽堂
        正岡子規・はて知らずの記、
        「増補再版獺祭書屋俳話」日本新聞社に収載
〃33 泉鏡花・高野聖 〃18 会津三方道路工事が竣工
〃 29(1896)巌谷小波「安達か原」博文館 〃34 与謝野晶子「みだれ髪」 〃21 磐梯山大噴火
〃 30(1897)若松賤子「小公子」博文館 〃38〜39 夏目漱石・吾輩は猫である 〃24 東北本線全線開通
〃 34(1901)広津柳浪「摺上川」金桜堂
        服部躬治「迦具土」白鳩社
〃40 田山花袋・蒲団 〃27〜28 日清戦争
〃 35(1902)幸田露伴・遊行雑記、「露伴叢書」博文舘に収載 〃43 長塚節・土 石川啄木「一握の砂」 〃37〜38 日露戦争
〃 41(1908)半井桃水「天狗廻状」文禄堂書店 〃41 大逆事件
〃 42(1909)後藤宙外・会津節、「裾野後編」春陽堂に収載
大正2(1913)〜昭和16 中里介山・大菩薩峠 大正2 北原白秋「桐の花」
    斎藤茂吉「赤光」
大正3 伊達鉄橋事件
    猪苗代第一発電所と東京への高圧送電線完成
    岩越鉄道全線開通
    第一次世界大戦に参戦
〃 4(1915)泉鏡花「白羽箭」千章館
        長塚節・隣室の客、「炭焼の娘」春陽堂に収載
        若山牧水「砂丘」博信堂
大正3 夏目漱石「こゝろ」 
   高村光太郎「道程」
大正7 県内及び全国で米騒動が起きる
    シベリア出兵を宣言
大正6(1917)宮本百合子「貧しき人々の群」玄文社
        田山花袋・ある訪問、「東方時論」2月に収載
        宮本百合子・禰宜様宮田、「中央公論」8月に収載
        大町桂月・阿武隈川水源の仙境、「学生」10月に収載
        長塚節・青草集、「長塚節歌集」春陽堂に収載
〃4 徳田秋声「あらくれ」 〃8 磐城炭礦抗夫ストライキに入る
   福陽美術会結成
〃 7(1918)森鴎外・山椒大夫、「高瀬舟」春陽堂に収載
        柳沢健、熊田精華、北村初雄「海港」文武堂書店
〃5 芥川龍之介・鼻 〃9 戦後恐慌で株式市場株価暴落 
   平塚らいてう達により新婦人協会結成
〃 9(1920)水野仙子・酔ひたる商人、「水野仙子集」叢文閣に収載 〃6 倉田百三「出家とその弟子」
   菊池寛・父帰る
〃11 全国水平社創立
〃 10(1921)久米正雄「阿武隈心中」新潮社
        斎藤茂吉「あらたま」春陽堂
        大須賀乙字「乙字句集」懸葵発行所
〃7 室生犀星「抒情小曲集」 〃12 関東大震災
〃 11(1922)泉鏡花・飯坂ゆき、「新柳集」春陽堂に収載 〃8 有島武郎「或る女」 
   武者小路実篤・友情
〃14 郡山労働組合主催で県下初のメーデー挙行 
   治安維持法・普通選挙法公布
〃 13(1924)横光利一・蝿、「日輪」春陽堂に収載
        直木三十五・相馬の仇討、「仇討十種」プラトン社に収載
〃10〜昭和12 志賀直哉・暗夜行路
〃 14(1925)山村暮鳥「雲」イデア書院
        渡部信義「灰色の藁に下がる」文化学会出版部
〃12 萩原朔太郎「青猫」 
   金子光晴「こがね虫」
〃13 宮沢賢治「春と修羅」
〃14 梶井基次郎・檸檬
〃15 川端康成・伊豆の踊子
昭和3(1928)林不忘「新版大岡政談」
        (後に「丹下左膳」と改題再刊)平凡社
昭和4 小林多喜二・蟹工船 
   徳永直・太陽のない街 
   小林秀雄・様々なる意匠
昭和2 金融大恐慌
    安積疏水疑獄事件有罪判決
    3・15事件
〃 4(1929) 猪狩満直「移住民」銅鑼社
        田中冬二「青い夜道」第一書房
        大仏次郎「からす組」改造社
〃5 横光利一・機械 
   三好達治「測量船」
〃6 日本プロレタリア文化連盟結成
〃 10(1935)賀川豊彦「乳と蜜の流るゝ郷」改造社
        真船豊「鼬」双雅房
〃9 中原中也「山羊の歌」 〃8 三陸地震・津波
〃 11(1936)結城哀草果・甲子温泉行、「温泉」5月に収載 〃12 永井荷風・墨東綺譚 
   川端康成「雪国」 
   立原道造「萱草に寄す」
〃9 東北地方大凶作 水郡線全線開通
〃 14(1939) 中山義秀「碑」創元社
        榊山潤「歴史」砂子屋書房
〃10 天皇機関説問題化
〃 16(1941)諏訪三郎「大地の朝」講談社
        高村光太郎「智恵子抄」龍星閣
        山本友一「北窓」国民文学社
〃11 2・26事件
〃16 大政翼賛会結成

※「福島県の文学」の項は、各作品の発表年ではなく、入手等の便を考えて発行所名を記したうえ、初版本の刊行年を中心としているため、「100選一覧」及び本文の年代とは相違している場合がある。


桑折・伊達
19.野雁集 安藤野雁
20.天狗廻状 半井桃水

二本松・安達
25.可笑記 斎藤親盛
26.黒塚/安達原 金春禅竹/巌谷小波
27.東京新繁昌記 服部撫松
28.歴史 榊山潤
29.智恵子抄 高村光太郎
30.和紙 東野辺薫
 
本 宮
31. 好色一代男 井原西鶴
32.突貫紀行・遊行雑記 幸田露伴

梁川
21流離譚・大世紀末サーカス 安岡章太郎
22.蠣崎波響の生涯 中村真一郎

保原
23.信達歌 熊阪台州
24.繭となった女 小林美代子

飯野
18.橋のある風景 斎藤利雄

白河・西郷
49.白河紀行 飯尾宗祇
50.陸奥松島一見記  西山宗因
51.花月草紙 松平定信
52.阿武隈川水源の仙境/甲子温泉行 大町桂月/結城哀草果

棚倉
53.棚倉百勝詠歌集・ある訪問 田山花袋

相馬
77.乙字句集 大須賀乙字
78.丹下左膳 林不忘
79.祖父 志賀直哉
80.天地静大・二十三年 山本周五郎81.第二の青春 荒正人

鹿島
82.万葉集 笠女郎

原町
83.相馬の仇討 直木三十五
84.まぼろしの鹿 加小高

85.いなかぶり 島尾敏雄
86.死霊 埴谷雄高

双 葉
87.近代文学論争 臼井吉見

広 野
88.谷間の太陽・白い壁画 富沢有為男

いわき
89.露沾公詠草 内藤露沾 
90.東海遊侠伝 天田愚庵
91.隣室の客・青草集 長塚節
92.大菩薩峠 中里介山
93.雲 山村暮鳥
94.移住民 猪狩満直
95.天中軒雲月・月光仮面 川内康範
96.定本 蛙 草野心平
97.兵士たちの言葉 ノーマンメイラー
98.たった二人の工場から 真尾悦子
99.洟をたらした神/阿武隈の雲 吉野せい/三野混沌
100.人民は弱し官吏は強し 星新一

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