2 本県中学生・高校生の学習意識
(1)英語に対する好き・嫌いの意識
県教育委員会が平成8年に実施した「進路に関する意識調査」によれば、英語は中学1年の時点では最も好かれている教科であるが、その後、好かれる割合が下がってしまう。反対に、英語嫌いは中学1年から中学2年にかけて最も大きな割合で増加し、中学3年から高校1年にかけて再び大きな割合で増加する。その結果、英語は高校1年の時点では5教科の中で最も嫌われる教科になっている。
同様な意識調査は本県中学生を対象にして県教育センターでも平成7年に実施されている(「福島県の中学生の学習に対する意識と行動」)。その調査によれば、英語が「嫌いです」「どちらかといえば嫌いです」を合わせた割合は成績下位者ほど多く、学年が上がるにつれ増加する(中学1年生で60%、2年生で79%、3年生で87%)。英語に対する好き嫌いと、成績の相関はかなり高いことがわかる。(「進路に関する意識調査」より)
(2)英語が嫌いになったわけ
(「福島県の中学生の学習に対する意識と行動」より)
英語が嫌いになったわけ