サクシード中学校国語から高等学校国語へ-000-01/43page

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まえがき

 現行の学習指導要領は、生徒一人一人がこれからの社会において、心豊かに、主体的、創造的に生きていくことができる力を確実に身に付けるようにすることを基本的なねらいとしています。

 このため、基礎的・基本的事項を確実に身に付けるとともに、自ら学ぶ意欲や思考力、判断力、表現力などの資質や能力の育成を前視する、新しい学力観に立った教育の推進が図られなければなりません。

 木県では、生徒一人一人が自らの在り方や生き方を考え、目的意識を持って主体的に自己の進路を選択し、その希望を実現するための学力を身に付けることができるよう、小・中学校においては「学力向上IDプラン事業」、高等学校においては「学力向上サクセスプラン事業」の推進に努めております。

 本県生徒の学力向上を考える上で、中学校と高等学校の指導の連携を図ることはきわめて重要であります。このことから、本年度から開始した「学力向上サクセスプラン事業」の一環として、「中・高連携学習指導研究委員会」を設置し、国語、数学、英語の三教科について、中・高の学習指導の連携を図る一助として本書を作成しました。

 中学校から高等学校へと校種は変わっても、生徒の学習活動は連続しています。各学校においては、本書を日常の学習指導の参考資料として活用し、創意工夫を生かしたわかる授業、考える授業を一層進め、生徒が中学校から高等学校へとスムーズに学習を進めることができるようお願いいたします。

 終わりに、この冊子の作成にご協力くださいました委員の方々に心より感謝いたします。

平成十年三月

福島県教育庁参事兼義務教育課長 松本忠清

福島県教育庁高等学校教育課長   古市孝雄


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