中・高連携のために-066-03/136page

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●公開シンポジウム『夢に向かって学び、生きる』〜一人一人の夢の実現のために〜
〈パネリストの言葉から〉

■私は教育というのは不思議なものだと思います。今あることが大切だ。今の私たちが持っているものが大切だ。いうまでもなく大切です。そのことお教えないで、私たちは、次の世代の人たちが私たちの世代と、いわば共存していく場所を見い出せません。しかし、同時に、原理的な言葉を使ってしまえば、「今あるものはもしかしたら間違いかもしれない」という可能性を同時に次の世代に伝えていくことなんです。
(村上陽一郎教授)

■具体的に何をやったかということですが一つは入試を変えました。偏差値で測れない、人間がもっている様々な要素を測る方法はないだろうか。先程、村上先生は好奇心ということがキーワードだとおっしゃいましたが、私もそういう意欲とか、好奇心とか、場合によったらば、もっと大きく括って個性と言ってもいいかもわかりませんが、そういうようなものを判定基準にするような入試があってもいいんではないか。そこで、パーソナル・プレゼンテーション(personal presentation)という入試方法を考えました。
(勝間田敏男光南高校長)
公開シンポウジウムのポスター
公開シンポウジウムのポスター
講演する村上陽一郎教授
講演する村上陽一郎教授
パネリストによるパネルディスカッション
パネリストによるパネルディスカッション

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