平成12年度福島県中学校新教育課程説明会要項-031/64page

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泳の指導に当たっては、保健分野の「応急手当」との関連を図るよう「内容の取扱い」に示した。

 8)球技

 チームや個人に応じた指導の充実を図るために、「チームの課題や自己の能力に適した課題をもって」運動するようねらいを明確にした。

 また、学校や地域の実態に応じては多様な運動も指導することができるようにした。

 9)武道

 個に応じた指導の充実を図るために、「自己の能力に適した課題をもって」運動するようねらいを明確にした。

 10)ダンス

 従前の「創作ダンス」と「フォークダンス」に加えて、新たに「現代的なリズムのダンス」を位置付け、選択の幅を広げた。

 11)体育に関する知識

 新たに「体ほぐし」に関わる内容を位置付け、体力の高め方や運動の学び方と関連する内容に重点化するために、「運動の特性と学び方」及び「体ほぐし・体力の意義と運動の効果」に整理統合し、全学年を通じて全生徒に履修させるよう「内容の取扱い」に示した。

 12)体力の向上との関連

 各運動領域において、それぞれの運動の特性に触れるために必要な体力を生徒自ら高めるよう留意することを「内容の取扱い」に示した。

 13)スキー、スケート、水辺活動などの取扱い

 新たに「水辺活動」を加え、従前と同様に「地域や学校の実態に応じて積極的に行うことに留意する」ことを「内容の取扱い」に示した。

 14)集団行動

 各学年の各運動領域において適切に行うよう「内容の取扱い」に示した。

〔保健分野〕

 1)内容の構成

 内容については、主として個人生活における健康・安全に関する事項を健康の保持増進のための実践力の育成に必要な基礎的事項に厳選し、「心身の機能の発達と心の健康」、「健康と環境」、「傷害の防止」及び「健康な生活と疾病の予防」の4つの内容で構成した。

 2)内容の改訂

 近年の成育環境、生活行動、疾病構造等の変化にかかわって深刻化している心身の健康、食生活をはじめとする生活習慣の乱れ、薬物乱用防止、性に関する問題等について対応できるようにする。また、新たに、生活習慣病の予防及び自然災害等における安全の確保についても取り上げるとともに、健康・安全と運動のかかわりについて、課題学習や体験的な学習などを通して実践的な理解を深めるようにする」としている。

 ア 心身の機能の発達と心の健康

 小学校との内容との重複を避けるため二次性徴に関する内容を削除し、心身の機能の発達の内容に厳選を図った。さらに心の健康については、新たにストレスヘの対処に関する内容を加え、自己の形成及び欲求やストレスヘの対処に関する内容に重点を置くとともに、体育


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