平成12年度福島県小学校新教育課程説明会要項-039/64page

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 活動の場を工夫するなど、易しい条件の下で行うことを重視し、技ができるようにすることに加えて、「技に取り組んだり」することを示した。

 5)陸上運動
  従前の「リレー・短距離走」については、短距離走を主とした学習が可能となるように、運動の取上げ方の弾力化の観点から、「短距離・リレー」と改めた。また、従前の「障害走」については、高学年ではハードルを使っての学習が多くなることから、「ハードル走」と改めた。

 6)水泳
  第5学年・第6学年では「学校の実態に応じて背泳ぎを加えて指導することができる」ことを「内容の取扱い」に示した。

 7)ボール運動
  従前の「バスケットボール」、「サッカー」に、新たに「ソフトボール又はソフトバレーボール」を加えて構成した。
  この「ソフトボール又はソフトバレーボール」については、「地域や学校の実態によっては扱わないことができる」ことを「内容の取扱い」に示した。

 8)表現運動
  第3学年・第4学年では、児童の発達的特性を考慮して、「リズムダンス」を従前の「フォークダンス」に替えて示した。また、「表現」と「リズムダンス」については2学年にわたって指導するものとすること、「地域や学校の実態に応じてフォークダンスを加えて指導することができる」ことを「内容の取扱い」に示した。
  第5学年・第6学年については、従前どおり「表現」と「フォークダンス」で構成した。また、「地域や学校の実態に応じてリズムダンスを加えて指導することができる」ことを「内容の取扱い」に示した。

 9)集団行動
  従前の「基本の運動」及び「体操(体つくり運動)」の内容に示すことを改め、「各学年にわたる内容の取扱い」でまとめて示し、「各学年の領域(保健を除く。)において適切に行うこと」とした。

 10)雪遊び、氷上遊び、スキー、スケート、水辺活動などの取扱い
  新たに「水辺活動」を加え、従前と同様に自然とのかかわりの深い運動の学習を重視することとした。

 11)保健領域
  第3学年・第4学年に新たに保健領域を設け、「毎日の生活と健康」及び「育ちゆく体とわたし」の内容で構成した。また、第5・6学年では、新たに独立させた「心の健康」、「けがの防止」及び「病気の予防」の内容で構成した。なお、「けがの防止」については、簡単なけがの手当て、「心の健康」については、心身の相関、不安や悩みへの対処及び人とのかかわり方、「病気の予防」については、生活習慣病の予防や喫煙、飲酒、薬物乱用防止に関する内容を新たに加えることとした。


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