平成12年度福島県小学校新教育課程説明会要項-047/64page
主として高学年の全児童が、いくつかの委員会に分かれて、自分たちの学校生活を向上発展させ、より豊かにしていくために、児童の発意を生かし、創意工夫して実際の活動を分担して行うものである。
(ウ)児童会集会活動
児童会の主催で行われる集会活動で、全校又は学年の児童が一堂に会して、活動の計画や内容についての協議、活動状況の報告や連絡、集会などが行われるものである。この集会は、児童の自発的、自治的な活動として行われるものであって、学校行事として行われるものとは、計画及び運営において異なるものである。
3)クラブ活動
クラブ活動においては、学年や学級の所属を離れ、主として第4学年以上の同好の児童をもって組織するクラブにおいて、共通の興味・関心を追求する活動を行うこと。 ア ねらい
同好の児童が、所属する集団の生活を楽しく豊かなものにしようとする意図の下に、共通の興味・関心を追求する活動を自発的、自治的に行うことによって、自主性と社会性を養い、個性の伸長を図る。
イ 活動内容
(ア)クラブの計画、運営に関する話合いの活動
(イ)共通の興味・関心を追求する活動
(ウ)クラブの成果を発表する活動
4)学校行事
学校行事においては、全校又は学年を単位として、学校生活に秩序と変化を与え、集団への所属感を深め、学校生活の充実と発展に資する体験的な活動を行うこと。 ア ねらい
学校生活に秩序と変化を与え、全校及び学年集団への所属感を深め、日常の学習成果の総合的な発展を図って、学校生活の充実と発展に資するようにするとともに、集団行動における望ましい態度や協力してよりよい学校生活を築こうとする態度を育てる。
イ 活動内容
(ア)儀式的行事
学校生活に有意義な変化や折り目を付け、厳粛で清新な気分を味わい、新しい生活の展開への動機付けとなるような活動を行うこと。
(イ)学芸的行事
平素の学習活動の成果を総合的に生かし、その向上の意欲を一層高めるような活動を行うこと。