ストップ ザ 不登校-004/8page

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早期発見のために

前兆となるサインを鋭く見抜く目


学校で見られるサイン

□授業中に頭痛や腹痛を訴えたり、保健室に行ったりすることが多くなる。
□継続的な欠席や理由のはっきりしない欠席が増える。
□月曜日など特定の曜日に欠席したり、遅刻や早退したりすることが多くなる。
□教科の好き嫌いが急に変わる。
□成績の急激な低下や勉強嫌いが見られるようになる。
□忘れ物をしたりぼんやりしたりすることが多くなる。
□学習への取組みが消極的になってくる。
□教師や友達の視線を避けたがるようになる。
□休み時間も一人でいることが多くなる。
□友達に「学校がつまらない」「学校へきたくない」などと言うようになる。


家庭で見られるサイン

□登校時に頭痛、腹痛、気分不快等を訴えたり、嘔吐や下痢をしたりするようになる。
□前日は登校の準備をするが、朝になると、「行きたくない」と言うようになる。
□朝食や身支度に長い時間をかけたり、グズグズしたりすることが多くなる。
□登校時に不快感を訴えることが多くなっても、昼ごろには正常な様子になる。
□朝起きない等、日常生活の乱れがみられるようになる。
□友達と会ったり遊んだりすることを避けるようになる。
□来客を嫌い、部屋の中にひきこもったりすることが増える。
□学校に関する話題を嫌うようになる。
□家族とのトラブル等が多くなる。


児童生徒の変化をとらえるために

1 学校や学級における学習態度や生活態度を把握する。
2 頭痛、腹痛、気分不快等による欠席や早退、遅刻の状況をとらえる。
3 家庭生活の様子等、保護者からの情報を収集する。
4 学級経営誌の個票や交友関係調査票等を活用する。
5 児童生徒の日記や作文等の資料を活用する。
6 他の教職員、特に養護教諭や教科担任教師から情報を収集する。

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