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◆特色ある教育活動の概要◆
中等教育の一層の多様化を推進するために中高一貫教育が新たに制度化され、本校と隣接する富岡高校川内分校と中高一貫教育の研究を進めています。
川内分校への入学者は、ほとんどが本校の卒業生であり中高6年間を一体として、地域の教育力を生かし、ゆとりの中で「生きる力」を育成することを目指しています。
そこで、本校ではいくつかの教育活動での教員・生徒との交流を通して、生徒の個性や能力を育むためにはどのような中高連携をすればよいのかという研究実践に取り組んでいます。 |
1.研究テーマ
生徒の個性や能力を育む中高連携の在り方
―地域の実態に応じた教員・生徒との交流を通して― |
研究の内容
中高の公開授業
中学校、高等学校の双方で授業を公開し、教科担当者同士が参観及び協議を行い、それぞれの授業の相互理解に努める。
中高の授業交流
数学と英語を週1回1クラス、中高の教員が双方でTTでの授業を行い、生徒の学力向上と教員の指導力向上及び中高の教育内容の円滑な接続に努める。
中高共同研究
社会、理科、家庭において、同一のテーマで中高の生徒が共同で研究を進め、発表会も設定し生徒相互の交流を図る。
部活動交流
野球部、ソフトテニス部、バレーボール部において、中学校又は高等学校の施設で中高双方の顧問の指導により、週1回合同練習を行い技能の向上を図るとともに生徒相互の交流を深める。
生徒会交流
生徒会顧問・生徒会役員同士の協議会を開催するとともに、リーダー研修会を通して、リーダーの育成に努める。
体験入学
本校生徒を対象にした体験入学に参加し、高校教育活動を体験することによって、進路に対する生徒の意識の高揚を図る。
中高6年間を見通した進路指導計画の作成
中学校と高等学校のそれぞれの進路指導計画を基に、発達段階に即した中1から高3までの連携的な進路指導計画を作成し、それによって将来の生き方についての意識を高める。 |
指定等
平成12年度文部省指定中高一貫教育推進校 |