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◆特色ある教育活動の概要◆
「国際感覚を育てる能力」を「自国文化理解能力」「異国文化理解能力」「相互理解(人間関係)能力」「コミュニケーション能力」の4つととらえ、これらの能力を育成するために児童の立場から、文化理解学習、英会話学習、コンピュータ学習という3つの「学習」の柱を設定した。それぞれの学習に対応して、3つの指導部組織を作り、相互の関連を図りながら各部ごとの計画に基づく実践を行ってきた。特に英会話とコンピュータを手段として、子どもたちが自国や異国の文化、自分と異なる見方・考え方をする人々の存在を正しく理解しようと努めるとともにそれを尊重しようとする能力の育成が図られるよう実践を試みているところである。 |
1.研究テーマ
「国際感覚を育てる国際理解教育はどうあればよいか」 |
研究の内容
1 文化理解教育部では、主題を「文化理解を深めるための体験的な調査活動や交流活動の在り方」とし、
(1)文化理解教育のための年間指導計画の作成
(2)国際交流(外国の方との直接的な交流活動)
(3)郷土理解資料の作成
(4)文化理解の授業(各教科、道徳、特活、総合的な学習の時間)の実践を行っている。
2 英会話教育部では、主題を「進んで英語でコミュニケーションを図るための指導の在り方」とし、
(1)ALT、インストラクターとのT・T指導(総合的な学習の時間年間35時間確保)
(2)「河東町小学校英語教材指導要領」に基づく日常会話の系統的指導
(3)英会話学習環境整備の実践を行っている
3 コンピュータ教育部では、主題を「国際感覚を育てるためのコンピュータ活動の在り方」とし、
(1)クラブ活動におけるリテラシーの向上のための指導(年間30時間)
(2)学校の日常生活、総合的な学習の時間(年間6時間程度)でのリテラシーの向上のための指導
(3)授業および国際理解を深める活動での活用方法の実践を行っている。 |
指定等
町教育委員会指定 |