「トンボ池でトンボが羽化したよ!」 |
◆特色ある教育活動の概要◆
市街地に住む本校児童は、自然と触れ合う体験が不足しがちである。そこで、校地内で自然と触れ合える場の設定や飼育・栽培活動の充実を行ってきた。また、教材開発、学習の場の工夫を取り入れながら、体験的学習や問題解決的学習を核とした授業の改善を図った。さらに、複数教科等の学習を関連させながら、総合的に授業を展開する取り組みも行っている。 |
1.研究テーマ
「自然と自分の生活との関わりから、よりよい環境で生きようとする力の育成」
―市街地校での環境教育の在り方― |
研究の内容
◇各教科・道徳・特別活動における環境教育に関わる授業の充実を図る。
(1)教科・道徳・特別活動、それぞれの特性を十分に生かすとともに、学習内容・活動を相互に関連させ効果的に環境教育を展開する。
1)各教科・道徳・特別活動で環境教育に関わる内容・活動の洗い出しを行う。
2)環境教育の核となる内容・活動を含む単元へ時数を重点的に配分する。
3)複数教科等の学習を関連させながら展開できるように単元配当、実施時期の調整を行う。
(2)体験的学習や問題解決的学習を核とした授業展開の工夫を行う。
1)子ども達の身近な地域素材をもとにした教材開発を行う。
2)現地学習や本物・実物を用いた学習の場の設定を行う。
3)五感を使って関われるダイナミックな学習活動の工夫を行う。
4)子どもの思いや願いを生かした問題解決的な学習の展開を行う。
◇環境教育に関わる教育環境の整備・充実を図る。
1)自然観察・体験コースやビオトープ(観察池など)の設置、校地内の緑化を行う。
2)農園や花壇の整備・増設を行い、生活科や理科の栽培活動の充実を図る。 |
指定等
◇平成10・11年度福島県教育委員会指定環境教育推進モデル校
◇平成11年10月18日 公開実施 |