第5次福島県長期総合教育計画 新世紀ふくしまの学び・2010 -033/094page

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第6節 男女が共に学び共に生きる

男女平等の意識がしっかり根付いた社会への更なる飛躍が求められる中、男女が互いに対等な立場で理解し、助け合って自分らしく生きることができる社会を実現することが強く求められています。

このため、生涯にわたって人権を尊童する心や男女平等の意識を持って行動できるよう、あらゆる教育機会を通して、これからの男女共同参画社会に生きる感性や意識の涵養を図るとともに実践的な態度を育みます。


(6) 男女が共に学び共に生きる

[1] 男女共同参画社会づくりの推進
[2] 男女共同参画社会に生きる感性や意識の涵養


項目 具体的施策の方向
[1] 男女共同参画社会づくりの推進 家庭・地域における男女共同参画に関する学習機会の充実

男女が互いに人権を尊重し、活力ある豊かな地域社会を形成する基盤づくりを進めるため、地域における課題解決的な学習機会を提供し、人材の養成と活用の在り方や地域の教育力の向上を研究する指導者の養成に努めます。

男女共同参画社会に生きる感性や意識の涵養

男女共同参画社会を主体的に生きる児童生徒を育成する観点から、学校教育全体を通して、男女が共に生き、共に学ぶことの大切さを実感できる感性や意識を涵養します。
[2] 男女共同参画社会に生きる感性や意識の涵養 男女平等の理念に基づく教育の充実

県内全ての県立高等学校の男女共学化を実施するとともに、男女平等の理念に基づく教育の充実を図ります。

男女が協カして家庭生活を創造する能カや実践的態度の育成

男女が協力して家庭を築くことの意義や家庭の在り方等についての認識を深める「家庭科」等における学習を通して、男女が相互に協力し家庭や地域の生活を創造していく能力や実践的な態度を育みます。

男女共同参画社会に生きる指導者の研修の充実

ジェンダー(社会的・文化的に作られた性別)に敏感な視点の定着と深化に資する各種研修等を通して、教職員一人ひとりの男女平等の理念に基づく教育についての理解を深めるとともに指導者としての資質向上を図ります。

◆共学化の経緯と今後
男女共学化の
実施状況
●平成6年度 富岡
●平成7年度 福島商業、福島東、福島西(←福島西女子)
         須賀川[普通科]、須賀川桐陽(←須賀川女子)
●平成8年度 郡山[英語科]
●平成9年度 白河、白河旭(←白河女子)
●平成10年度 郡山[普通科]、郡山東(←郡山女子)
男女共学化の
実施年次計画
●平成11年度 実施校なし
●平成12年度 喜多方女子(→喜多方東)
●平成13年度 安積、安積女子、磐城、磐城女子
●平成14年度 会津、会津女子、若松女子
●平成15年度 福島、福島女子、相馬[普通科]、相馬女子

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