第2節 自然から学び、自然と共に生きる
美しい山川と湖沼と海に恵まれたふくしまの自然に子どもが触れることにより、その厳しさを発見し、感動・驚きを体感し、生きる力の柱である豊かな感性を育むとともに、自然や環境への生きた理解を深めていくことが大切です。
このため、学校・家庭・地域社会における教育をはじめ、あらゆる機会を通じて、子どもの豊かな自然と触れ合う時間を確保するなど、自然の家等の青少年教育施設の整備や学校外活動に関わる指導者の育成に努めます。
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[1]
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豊かな自然と触れ合う機会の拡充
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[2]
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完全学校週5目制に対応した家庭・地域社会の環境づくり
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項目 |
具体的施策の方向 |
[1] 豊かな自然と触れ合う機会の拡充 |
意識啓発と自然体験活動の充実
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自然と共に生きる意識を醸成し、児童生徒が自然から様々なことを学ぶことができるよう、学校教育において、自然体験活動の機会の計画的確保に努めます。 |
自然の家等社会教育施設における自然体験活動の充実
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児童生徒が野外活動や集団宿泊活動等を通じて、様々な知識や経験を身に付けることができるよう、自然の家等における自然体験活動事業の充実に努めます。 |
地域の実状を踏まえた環境に関する学習の充実
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地域の環境を生かした学習教材の開発や、里山などの自然と触れ合う学習プログラムを工夫し、児童生徒が興味と意欲を持って取り組む環境教育を充実します。 |
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[2] 完全学校週5日制に対応した家庭・地域社会の環境づくり |
自然から学ぶ学習機会の拡充
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自然の家等の青少年教育施設による自然体験活動事業の拡充を図るとともに、関係機関との連携による自然体験の場を設けることに努めます。 |
学校外活動充実のための家庭・地域社会の環境づくり
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学校・家庭・地域社会の連携の下、子どもたちの豊かな心や生きる力を育むため、学校外活動に関わる指導者の育成とその成果を共有する場を設けます。 |
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「こどもの体験活動等に関するアンケート調査」 (H10年度文部省)
(小学校2・4・6年生及び中学校2年生 合計11,000人対象)