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人間は、ひとりで生きていくことはできません。絶えず、人や地域や自然などの「他」との深い関わりの中で自分が存在していることを認識し、生涯の各段階で関わっていく家族、友人、同僚、教師などの人々や、社会、地域、自然などの自分が生きているる環境と関わりながら、その中で生きていかなければなりません。
「と共に」は、「人、地域、自然の中で」、「人、地域、自然と一緒に」という意味を持ち、さらには「人、地域、自然の中に存在していることを意識しながら」という意味を持っています。
すなわち、人や地域や自然との共生という考えの下、自己を高めることの大切さを言うものです。 |
「個」とは、一人の人間の個性や人格を指します。「磨く」とは、幼・少年期から老年期にいたるライフステージの各段階において自己の目標を目指して主体的に事故を高めようとする行為です。具体的には、この「個」の完成に必要な知識・知恵・技能や、自ら学び自ら考える力を身に付けるとともに、豊かな人間性を養い、社会規範や公正さを重んじる社会性を自ら培うことを言います。
すなわち、人間が真に人間らしく生きるために、自ら学び自ら考えて自分を主体的かつ継続的に高めようとする行為を「個を磨く」といいます。 |
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