教育福島0001号(1975年(S50)04月)-041page

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度の各歳別の身長の平均値から四十八年度の各歳別の一歳年下の平均値を差し引いて求めた数値である。)をみると身長では男子の十歳までの年間発育量には、大きな変動はないが、十歳を過ぎると、発育量は次第に増加し十二〜十三歳のところで最大となる。そして十三歳を過ぎると、年間発育量は低下の一途をたどる。一方、女子では男子より二歳早い十〜十一歳のところで最大となり、十一歳を過ぎると低下する。

体重についてみると、男女ともその発育量は年齢が進むにつれて増加しており、男子では十二〜十四歳、女子では十一〜十二歳で最大の発育量となる。男子では十四歳、女子では十二歳を過ぎると発育量はともに低下する。

三、体位の男女差

身長、体重、胸囲の男女差の数値を年齢別にみると、九歳頃までは男子が女子をわずかに上回っているが、身長は十歳から十三歳の時期に女子の方が男子を上回り、その差は身長で十一歳体重、胸囲は十二歳で最大となる。しかし、この時期を過ぎると再び男子が女子を上回り、年齢が進むにつれて、その差は大きく開いていく。

 

昭和48−49年度間発育量

性別・年齢別にみた年間発育量

 

性別・年齢別にみた年間発育量

男女の体位差

 

男女の体位差

 

 

 

 


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