教育福島0001号(1975年(S50)04月)-046page

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わが校のほこり

喜多方高等学校

 

喜多方高等学校

 

喜高祭における音楽発表風景

喜高祭における音楽発表風景

 

緑に囲まれた本校の正面

緑に囲まれた本校の正面

 

喜高祭の仮装行列のおみこし

喜高祭の仮装行列のおみこし

 

山岳部飯豊山に挑戦

山岳部飯豊山に挑戦

 

本校は、大正七年四月一日福島県立喜多方中学校として創立され、昭和二十三年三月三十一日校名改称後は、幾多の変遷を重ねて、現在の普通科二十一学級の学校となったのである。

飯豊の雪嶺を仰ぎながら、老桜の並木道を通ると、創立以来の石門が樹木の下に建ち、整然とした前庭からやがて校舎へと進む極めて学習環境に恵まれた学校である。また、校地は、校舎敷地が七千百六十四平方メートル、校庭一万八千七百十八平方メートル、運動場一万九千七百七十平方メートルの計四万五千六百五十二平方メートルの広大な面積である。

現在の在籍数は、九百三十一名で、そのうち、女子は二百四十九名おり、長年にわたる指導のたまものとして、男女共学の理想的な姿を呈している。例年、生徒の九十八パーセントが進学志望であり、努力目標のもとに学力・体力の向上にと学校をあげて専念し、年々成果をあげている。

学習活動面は言うまでもなく、長期休業中の補習授業、特に夏季休業中における第三学年を対象としての大学教授による特別講習会は好評である。生徒会活動面においても三十一の委員会・部に全生徒が所属し、ここにも男女共学の理想的な活動がみられ、昨年度生徒会が主体となって実施した文化祭(喜高祭)等明るく、健やかなふんい気はほほえましいものがある。

 

 

 


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