教育福島0006号(1975年(S50)10月)-047page
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わが校のほこり
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小高工業高等学校
本校は、昭和三十八年、小高農工高校から分離独立し、機械、電気、化学系の六科八クラス編成で誕生した。校舎は、小高町南西部の丘の上から町内の屋根越しに遥かに黒潮の流れる太平洋が眺望できる静閑な教育環境に恵まれたところに位置している。
創立当初より、全校「追いつけ、追い越せ」を合言葉として、礼節、責任、勤労を柱とした、近代工業技術に即応できる実力のある工業人を目指して努力を続け、伝統の礎を築いてきた。
以来、専用野球場、体育館、格技道場、実験実習工場なども年々整備され現在では県下に誇り得る学校環境と設備内容を持つに至っている。
濃紺のスマートな独特の制服と制帽は、生徒に愛校心と誇りを持たせ、卒業生三千五百六十名も実業界で大いに活躍している。在校生も先輩の残した貴重な伝統を守り、学習活動・生徒会活動に着々その成果を上げている。
躍進する工業技術習得のために、コンピューターやNCフライス盤の導入が行われ、実験実習の高度化も進められている。
生徒会活動も、文化、運動の両部とも活発で、特に体操競技、相撲競技等が毎年、インターハイや東北大会出場の実績を上げていることは周知のとおりである。
年次緑化計画による環境整備事業も、毎年、卒業生の手によって植樹や造園が盛んに行われ、懐かしい思い出作りとよき校風の醸成に一役買っている。
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卒業記念庭園
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伝統に輝く相撲部のけいこ風景
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最新技術導入による実習
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県大会優勝の体操部
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