教育福島0016号(1976年(S51)11月)-013page

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て小学生は下校時に、中学生は登校時に多発しているといえる。

このことは、学校での交通安全指導もさることながら、家庭生活での安全指導もたいせつであり、学校、家庭、社会が一体となってとりかからなければならないことを訴えているといえる。

次に原因別被害状況では、(表6)自転車走行中における交通事故件数が小学校中学年から中学校にかけて多く発生していることから、自転車の、安全でしかも正しい乗り方を更に強力に指導する必要がある。また歩行者については、車の直前直後の横断と飛び出しによる事故件数が依然として多く、しかも小学校低学年、更に幼稚園、未就学児童と年齢が少なくなるにつれ大幅に増加していることは、家庭に対する啓蒙を、自転車の事故防止と同様、各関係機関とともに強くおしすすめることが必要である。

 

(表3)子供の事故

○ 子供の被害状況

(図10)昭和50年度子供の事故の状況

 

(図10)昭和50年度子供の事故の状況

(全被害に占める割合)

(表4)学年別被害状況

 

(表4)学年別被害状況

(表5)子供の学年別,時間別被害状況

 

(表5)子供の学年別,時間別被害状況

 

 

 

 


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