教育福島0016号(1976年(S51)11月)-036page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

統計に見る福島の教育

 

昭和51年3月中学校卒業者の進学状況

学校基本調査の結果から

 

昭和五十一年三月における本県内の中学校卒業者数は、国立、公立及び私立を合わせ三万五千三百五十三人で、そのうち高等学校若しくは高等専門学校へ進学した者一就職しながら進学した者も含む)は三万七百六十九人で、その進学率は八七・○。パーセントに達し、昨年と比較して二・八ポイントと高い伸びを示している。しかし全国平均進学率(昨年)九一・九パーセントには一歩及ばない本県の現状である。

図1は、昭和四十六年から本年に至る各年の進学率について、全国平均と本県平均とを示し、その推移を見たものである。

なお、設置者別と各教育事務所管内別の卒業者数、及び進学者数それに進学率は、下表に示すとおりである。教育事務所管内別の進学率では、会津教育事務所管内が九一・九。パーセントと最も高く、県中教育事務所管内が八二・一パーセントと最も低い率を示している。

更に、市町村別に進学率を見ると図2に示すとおりである。前記のとおり本県平均進学率は対前年では高い伸びを示しているものの、昨年の全国平均進学率に四・九ポイントと迫っているなかで、九〇・○パーセントを超える高い率を示した市町村を列挙すると、県北管内六(福島市九一・八、桑折町九四・九、伊達町一〇〇・○、国見町九三・九、二本松市九〇・○、保原町九四.七)、県南管内一(表郷村九四・六)会津管内十三(会津若松市九三・八、磐梯町九四・○、北会津村九七・○、河東村九二・八、喜多方市九三・五、塩川町九六・五、高郷村九〇・九、会津坂下町九〇・四、会津高田町九二・七、本郷町九五・二、三島町九四・二金山町九一・八、湯川村九七・二)南会津管内二(伊南村九〇・○、南郷村九七・四)、相双管内七一原町市九四.七、鹿島町九三・七、小高町九一・二、新地町九二・四、富岡町九一・六、大熊町九五・八、双葉町九〇・二)の計二十九市町村である。(注=昨年は十六市町村であった。)

 

〔図1〕 高校進学率の年次推移

(本県と全国との比較)

昭和51年3月中学校卒業者の各教育事務所管内別等進学率

 

昭和51年3月中学校卒業者の各教育事務所管内別等進学率

 

 

 

 


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は情報提供者及び福島県教育委員会に帰属します。