教育福島0016号(1976年(S51)11月)-047page

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我校のほこり

 

棚倉町立

棚倉町立

棚倉中学校

わが校は、昭和四十六年に町内四つの中学校が名目統合し、四十八年に現校舎の完成とともに実質統合された中学校である。校舎は、旧棚倉藩亀ケ城跡の西に鉄筋三階建ての白亜の殿堂が二棟建ち、町のシンボルとなっている。

統合いらい「生徒指導」には特に努力をはらい、昭和四十九・五十年度に文部省指定「生徒指導研究推進校」の指定を受け、その研究を進めてきた。

生徒指導の原点を、望ましい人間関係の確立におき、「教師と生徒・生徒と生徒」間に、「あたたかい人間関係」をうちたてることによって、効果的な学校教育が推進できるとして、教科指導・学級の時間・道徳の時間・教育相談・日常生活の指導等をとおして、なんでも話し合えるふんい気を醸成し、お互いに信頼し、相手を尊敬する態度の育成に努めている。その結果、

一、職員の生徒指導に対する意識がいっそう高まり、指導体制も固まった。

二、学習指導においても、一人一人の生徒に目を向ける姿勢ができた。

三、生徒側にも「教師が自分にも目を向けていてくれるのだ」という安心感と信頼感が育ってきた。

四、小集団学習や作業をとおして自主的積極的態度が見られるようになつた。

五、学校生活の諸問題を、自分たちのものとして意識するようになった。

このような指導の結果、学校生活における、明るい・温かい人間関係がわが校の特色として定着した。

 

 

花壇と昇降口

花壇と昇降口

 

教育相談

教育相談

 

小集団学習をとおして人間関係の育成

小集団学習をとおして人間関係の育成

 

親・生徒・教師三者懇談会

親・生徒・教師三者懇談会

 

 

 


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