教育福島0017号(1976年(S51)12月)-042page
教育委員会だより
昭和五十二年度高校生徒募集定員決まる
−進学率の向上をめざして−
昭和五十二年度の県立高校生徒募集定員については、県後期中等教育審議会及び産業教育審議会の答申に基づき、
1、高等学校進学率の上昇を図るとともに、各地域間の生徒収容力不均衡の是正に努める。
2、社会的要請の変化に対応する、高校教育の拡充整備を促進する。
3、法人立高等学校の募集定員を考慮する。
等の基本方針により、決定されました。
概要は次のとおりです。
昭和五十二年三月、中学校卒業者見込み数は三万四千三百九十四人で、前年比で、九百五十九人の減となっています。
一、募集定員(暫定増を含む)
二、学級編制基準
・全日制は現行(法定)どおりです。
ただし、南会津高校普通科は一学級四十人。安達東高校家庭科(家政)は四十人。同校岩代校舎は普通科・家庭科(家政)とも二十人です。
・県北・県中・県南・いわき地区の普通科・商業科(商業)・家庭科は一学級三人の暫定増になります。
・定時制は現行どおりで各学科本校四十人、分校二十人です。
三、学校・学科の廃止及び新設
(1)廃止
(2)新設
四、学級の増減及び課程・学科の転換
(1)学級増
(2)学級減
(3)課程転換
(4)学科転換
五、学校の独立
白河高校矢吹分校(全日制)は独立全日制高校となります。
なお昭和五十二年度、県立高校各校の生徒募集定員は、左表のとおりです。(全日制)
辺地教育一筋に三十五年
室井先生晴れの「はあと財団」表彰
会津若松市立東山小学校大巣子分校室井武雄教諭(五十四歳)は、去る十一月二十二日「はあと記念財団」から
(注) 「はあと記念財団」は、昭和四十七年三月、第一勧業銀行がスポンサーとなり設立。義務教育や社会福祉事業の分野で、かくれた功労者を表彰援助しているものです。
表彰をうける室井先生