教育福島0022号(1977年(S52)07月)-033page
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習日以外に、二か月間毎夜公民館に集まり、「郷土を考える」をテーマに六班編成をし、各分野にわたり郷土を考え集録を発行した。
定例学習は、年間五十五回、時間数にして百八十時間実施し、その成果は着実にあがっている。
(三) 在学青年の教育(高校ボランティア活動)
(1) 目的 子供会活動という基盤をもとにして、子供会インリーダーの指導仲間同志の連帯を強め、みずからが自己研修に励んでいる。
(2) 活動 月一〜二回程度の研修を行いながら子供会インリーダーの世話をしている。
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青年学級「郷土を考える」発表会
発足当時の会員は五名くらいであったのが、会員の口こみ等のPRで、現在は二十名に達し、自主的に活動のできるグループとして発展し、地域の子供たちは身近かな年長者とのふれあいのなかで、楽しい会活動を行っている。
主な活動は次のとおりである。
1) 子供会奉仕活動について
2) キャンプ研修
3) 子供会キャンプ指導
4) レクリエーション各種実技指導
5) 自己研修(定例)
6) その他
(四) 各種研修事業への参加奨励
(1) 目的 激化する社会に対応するための指導者の養成と自主的教育活動を促進させるために、各種研修会へ積極的に派遣している。
(2) 効果 各種研修会等に参加した青年たちは、地域青年リーダーとして活躍しているが、特に海外派遣に参加した青年たちは、クラブを結成(現在三十六名)し、地域青年の指導者として活躍している。
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ヤングの広場
過去二年間の派遣状況は表2のとおりである。
(五) 教育施設
社会教育施設のうち、公民館は毎年新築され、地域青少年の活躍の場として利用されている。
三、今後の課題
(一) 中央公民館・地区公民館・勤労青少年ホームの建設により、施設の充実は図られたが、それに伴なう指導体制の確立と、有志指導者の活用が今後の課題である。
(二) 青年団体活動への参加についてみると、女性の参加が低調なので、今後は女性の参加を奨励させる方策を考えなくてはならない。
(三) 在学青年の組織化に伴ない、今後は後継者の育成と質的向上を図ることが必要であり、また、地域各分野の支援態勢が物心両面に援助されなければならない。
以上当面する課題についてのべたがその他に青年自身が、形式の上で組織の一員であるということでなく、進んで帰属意識を高め、必要に応じて組織のあり方をマンネリ化しないよう、改めていくということが大事であると考えられるし、また地域の大人たちが、青年に地域社会のなかで役割を与える場をつくってやり、青年自身がそれらに対応したときに、すばらしい青春時代の充実感が生まれ、青年の生きがいにもつながるものと思う。
表2 指導者の派遣状況
派遣事業・年度 50年度 51年度 52年度予定 全国青年学級生大会 1 青年国内研修 1 野外活動指導者研修 1 1 1 青年団体中級指導者研究 3 〃 初級 〃 / 8 6 レクリエーション指導者研修 1 県青年学級生大会 5 3 フレンドシップトレーニング 6 11 20 県海外派遣「若人の翼」 6 5 6月発表 農業経営青年海外派遣 1 1 県若い農業者のつどい 12 15 15 ガールスカウト指導者講習 3 6 安達地方青年グループリーダー講習 7 / /
表3 社教施設の建設状況
施設名 中央公民館
勤労青少年ホール
地区公民館
多目的集会
歴史民俗資料館
町民運動場
町民運動公園
町民プール新館
52年度オープン
51年度完成
新館3
52年度完成
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