教育福島0025号(1977年(S52)10月)-015page

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セントを占めている。収入総額の伸び率は、前年度比一・四六パーセントの低い伸び率となっている。これは会員掛け金率千分の一引き下げによるものである。

一方事業支出では給付関係が、三億一千七百六十三万三千三百三十二円、公益事業費及び厚生事業費八千八百五十七万四千百六十一円、職員給与費四千九百九十六万七千七百一円、事務費千五百六十四万七千五十七円、支払い利息三千八十万千百二十三円となっており、事業支出総額では前年度比五・八パーセントと低い増加率にとどまった。(図6)

また会員の福祉の向上を図るため各種貸し付け事業を行っているが、実績は表19のとおりである。

 

図6 昭和51年度収支決算状況

 

三、昭和五十二年度予算について

 

三、昭和五十二年度予算について

 

五十二年度は、互助会創立二十五周年を迎えての記念事業を始め、輸血見舞金等の新設、更には前年度の諸事業を踏襲しその内容の一部改善を図った。また、貸し付け事業では物資購入資金貸し付け制度を新設した。

改善事項は次のとおりである。

1、会員掛け金率を引き下げた。

給料×千分の十三であった掛金を、

給料×千分の十二・五と引き下げた。

割合は次のとおり変更した。

 

表19 各種貸し付け事業実績

 

貸し付け種別件 数貸し付け額
生活資金貸し付け金593件169,500千円
大学入学準備貸し付け金5310,600
海外研修旅行貸し付け金257,500
奨学資金貸し付け金62675,070
1,297262,670

 

表20 会員掛け金率

 

区 分現行改正前
短期給付事業に要する掛け金率4.5/1,0005/1,000
厚生事業に要する掛け金率5/1,0005/1,000
長期給付事業に要する掛け金率3/1,0003/1,000
12.5/1,00013/1,000

 

 

 


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