教育福島0026号(1977年(S52)11月)-014page
七、小中学校校舎等施設整備の現況
(1) 小中学校施設の状況
本県における公立学校の施設の必要面積に対する保有状況は、昭和五十一年五月一日現在、小学校校舎にあっては八八.九%であり、これを昭和四十八年度から昭和五十一年度の推移をみると図8のとおりほぼ平行線を示している。児童生徒数については一定の線で減少し、学級数にあっては大きな変動はなく横ばいを示している。(図10)
中学校校舎は昭和五十一年五月一日現在保有率九三.三%(図9)であり昭和四十八年度から昭和五十一年度の推移をみると、学級数及び児童生徒数は図11のとおり毎年減少している。
また屋内運動場についてみると、小学校にあっては、図12のとおり、保有面積は漸増しているが、必要面積に対する保有面積の割合はほぼ平行で、昭和五十一年五月一日現在六六%を示し、中学校屋内運動場にあっては、昭和五十一年五月一日現在九二.二%の保有率となっている。
本県における校舎、屋内運動場の構造別保有状況をみると、校舎にあっては、小学校、中学校ともに、図14・15のとおり木造が逓(てい)減し、鉄筋造が漸増
図8 公立学校施設状況の推移(小学校校舎)
図9 公立学校施設状況の推移(中学校校舎)
図10 公立学校の学級数・児童生徒数の推移(小学校)