教育福島0026号(1977年(S52)11月)-015page
し、鉄骨造はほぼ一定の保有率で推移している。(これは全国平均もほぼ同様の状態で推移する。)
小学校、中学校ともに昭和五十一年五月一日現在、木造保有率が五一〜五二%と保有率の半数以上を占めて、これは昭和四十七年度の全国平均の木造保有率四九%を上回っている。
本県の屋内運動場の構造別保有状況は、小学校にあっては図16のとおり、鉄筋造は昭和四十七年度から昭和五十一年度まで保有率は一〇%と一定の率で推移し、鉄骨造と木造にあっては昭和四十七年度はほぼ同率であったが、昭和五十一年度には木造が全体の三一%と減少し鉄骨造が五九%と最も高くなっている。
全国平均の構造別保有率は鉄筋、鉄骨が高くなり、木造が低くなる。全国平均と比較すると、本県の鉄骨造は全国平均より低く、鉄骨造は高く、木造は全国平均と大きな差はなく逓減しながら推移している。
中学校屋内運動場の構造別保有状況はをみると図17のとおり、構造別保有率は鉄筋造は昭和四十七年度に一一%が昭和五十一年度で一二%と、ほぼ一定の低い率で推移し、鉄骨が漸増し、木造は逓減している。
全国平均の構造別保有率をみると、
図11 公立学校の学級数・児童生徒数の推移(中学校)
図12 公立学校施設状況の推移(小学校屋内運動場)
図13 公立学校施設状況の推移(中学校屋内運動場)