教育福島0026号(1977年(S52)11月)-043page
わが校のほこり
只見町立 明和小学校
校舎全景
むし歯予防の日の全校歯みがき訓練
本校は、只見川水系の電源開発による田子倉ダムの完成で、電源の町、そして観光の町として脚光を浴びている只見町の最東端にある。
昭和四十四年度に「望ましい保健的習慣形成をめざして」の主題のもと、県教委より三年間、学校保健の研究指定を受けて以来、保健の基本とも言える「手洗い」「うがい」「歯みがき」等の習慣が身につき、いつでも、どこでも行われるようになった。中でも本校の自慢は「う歯」の処置率が百パーセントで、むし歯をもっている児童が一人もいないことである。本年度は県教委より、よい歯の「特別優秀校」として表彰された。
また、体力づくりとして、音楽に合わせて毎朝、五分間全校マラソン、放課後は教師と児童一体となっての課外体育、業間体育時の、なわとび運動と検定制の実施、夏の水泳検定と大会、冬はスキー大会等積極的に行っている。
校内水泳大会
更には、心の健康にも力を入れ、朝の会や毎朝始業時前の全校合唱や合奏一人一鉢運動と展示会、小さな親切運動と児童会の自発的な奉仕活動など、心身両面の健康教育を具体的な実践を通して実をあげている。その成果として、昨年度に引き続き、健康優良学校福島県一に選ばれた。
音楽に合わせ,業間体育時の全校なわとび運動
今後もこの栄誉を汚すことなく、全職員、児童ともどもに、健康教育の研究に取り組んでいるところである。