教育福島0026号(1977年(S52)11月)-042page

わが校のほこり

　

　

柳津町立　西山小学校

　

　

本校・大成沢分校合同運動会

　

　

全校授業研究会時の児童のまなざし

　

○本校　C2　町役場より約十五キロ　児童数八十六名　五学級　教員定数九名

○大成沢分校　C2　本校より約六キロ　児童数十三名　三学級　教員定数三名

〇琵琶首分校　C4　大成沢分校より約四キロ　児童数十三名　三学級　教員定数三名

〇四ツ谷分校　C4　本校より約九キロ　児童数十八名　三学級　教員定数三名

○高森分校　C5　四ツ谷分校より約四キロ　児童数七名　三学級　教員定数三名

〇牧沢季節分校　C2　本校より約五キロ　十二月一日から三月三十一日まで開設

当校の置かれている基盤を会津の山村のいわゆるへき地とおさえ、それぞれが歴史と伝統を持っている本・分校があり、全学級が少人数であり、全児童の五一%が複式指導を受けているという現実をしっかりとらえ、そのプラスの面を生かすべく、すべての教育活動・研修・運営・管理等に努力している。ただ現実に従うだけでなく、児童の真の幸せを求めて、一歩一歩前進を心がけて、地区民と一体となって苦心していることは申すまでもない。

　

　

琵琶首分校授業研究会に集まった青年教師

　

　

四ツ谷・高森分校合同運動会

　

過疎地にも容赦なく押し寄せる生活面での都市化の波の中で、心身ともにたくましい児童にどのようにして育て上げるか、最も腐心しているところである。幸い二十歳代の教師が五七%いる。このエネルギーを中心にして全職員精進している。