教育福島0027号(1977年(S52)12月)-043page

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業見込み者数は三万三千六百九十七人(前年度比六百九十一人減)となっています。

二、募集定員(暫定増分を含む)

課程/年度五三年度前年度比較
全日制25,378人121人減
定時制860人 
専攻科408人 
通信制550人 

 

三、学級編制基準

全日制-現行どおり

ただし、南会津高校普通科は四十人、安達東高校家政科は四十人、同校岩代校舎は普通科・家政科とも二十人とする。

 

募集定員について記者発表する辺見教育長(○印)

 

募集定員について記者発表する辺見教育長(○印)

 

<暫定増>

県北・県中・県南・いわきの各地区の普通科、商業科(商業)、家庭科については、暫定的に一学級につき、三名の増募をする。

定時制-現行どおり(各学科本校四十人、分校二十人)

四、分校及び定時制の廃止

 

課程学校名内容
全日制只見つつじが丘分校五十一年度より募集停止による
定時制平工業五十年度より募集停止による
小名浜五十年度より募集停止による

 

五、学校の増減及び学科の転換

(1)学級増-学級増なし

(2)学級減

 

課程学校名内容
全日制耶麻農業農業科一C
坂下農業科一C
浪江農業科一C

 

(3)学科転換

 

課程学校名内容
全日制会津農林農業科一Cを園芸科へ
小高家政科二Cを商業家庭科へ

 

六、学校の独立

須賀川高校長沼分校(全日制)を独立全日制高校とする。

 

辺見教育長養護教育を視察

 

県教育委員会では、五十四年度からの養護教育の義務制移行を円滑にするため、計画的に準備を進めておりますが、さる十一月三十日、辺見教育長は福島市内の養護教育施設を視察しました。これは養護教育の実情をは握するために行われたもので、福島市立福島第四小学校(精神薄弱特殊学級、ことばの教室)福島市立福島養護学校(精神薄弱養護学校)福島市立大笹生学園大笹生小学校・信陵中学校精神薄弱特殊学級)を訪問。

各校の校長や園長から、学校の沿革や現状と問題点について報告をうけるとともに、児童生徒の授業の様子、施設設備の状況、教職員の実情等を視察しました。

 

大笹生学園で児童をはげます辺見教育長(右)

 

大笹生学園で児童をはげます辺見教育長(右)

 

教職員研究論文入賞者決まる

 

県教育委員会では、県下小・中・養護学校教職員から、教育実践に基づく研究論文及び実践記録を募集しておりましたが、このたび 次の作品を選び去る十四日表彰式を行いました。

なお応募総数は八十二点でした。

 

(1)特選(四編)

伊達町立伊達小学校教諭

高島現

○研究主題(社会)

「変遷の理解を中心とした、歴史学習のつまずきについて」

西会津町立野沢小学校教諭

佐藤紀子

○研究主題(算数)

「児童一人一人の能力を伸ばす指導をめざして」

会津若松市立謹教小学校教諭

山ノ内ワグリ

○研究主題(数字)

「数学科において指導内容の重点化と教材の精選を図り、指導法の改善を通じて基礎的・基本的内容の定着を図るにはどのようにすればよいか」

いわき市立平第五小学校教諭

木村敦子

○研究主題(体育)

「子供の創造性をひき出し、創作活動を活発にするダンス(表現)・体操指導の実践」

(2)佳作(九編)略

 

 

 


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