教育福島0027号(1977年(S52)12月)-045page

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わが校のほこり

 

福島県立福島中央高等学校

 

福島県立福島中央高等学校

 

LL教室での英語授業

 

LL教室での英語授業

 

クラブ活動(茶道)風景

 

クラブ活動(茶道)風景

 

本校は、勤労青少年に、望ましい環境のもとで勉学の機会を与えることを使命とし、昭和四十四年、福島第二高等学校及び福島高等学校併置の通信制課程を統合、全国でも数少ない定通教育のモデル校として、福島市の南部、もと福島農蚕高校の跡地に創立され、現在、定時制課程十六学級、通信制課程三十六学級を擁する、県下最大規模の男女共学普通科定時制通信制高校であり、県内における定通教育の基幹校である。

特に創立以来の努力目標である「生徒の就学、修学の促進」を組織的に実施するため、定時制の課程において、夜間課程七学級を除く九学級に、昼夜間の二部制をしき、これによって二交替で就労している企業三社からの計二百七十名の生徒が、 一週間交替で昼間又は夜間に通学して授業を受けている。この授業は、勤労と学業を両立させるうえで不可欠の方策であり、教育の機会均等を実現するための、重要課題の解決に一歩せまるものがあると考えられる。

 

ベストをつくして校内球技大会

 

ベストをつくして校内球技大会

 

楽しい給食風景

 

楽しい給食風景

 

施設設備のうち、全校生徒を収容できる食堂は、パン給食のほか週二回米飯給食を行い、生徒にとっては一日の労苦をいやす憩の場ともなっている。また、県内高校でも数少ないLL教室充実した視聴覚教室、さらに充足率の高い理科実験設備は大いに教育効果をあげている。

 

 

 


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