教育福島0027号(1977年(S52)12月)-046page

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わが校のほこり

 

泉崎村立泉崎第一小学校

 

泉崎村立泉崎第一小学校

 

児童会堂での定例保健委員会

 

児童会堂での定例保健委員会

 

全校いっせいに「目の体操」

 

全校いっせいに「目の体操」

 

本校は、白河市と矢吹町に隣接した児童数二百五十二名、職員数十六名、学級数九の、小規模農村校である。

過去二年間、県教育委員会指定の研究校として学校保健・給食の実践研究に取り組み、「心身ともに健康な子ども」を目ざし一貫して努力してきた。健康がすべての教育活動の基盤になるものと考え、学校教育目標にも“健康即教育”の観点から、「健康を目ざしてがんばる子」をその第一に掲げ、実践指導の強化を図ってきた。その結果は、二年連続健康優良校に選出され、本年度は学校給食優良枝として表彰されている。

また、本年度は、小教研地区研究会の会場校として国語科を中心とした教科研究に力をいれ、「意欲的に読み取らせるための書く活動の取り入れ方」を追究し、過去二年間の研究内容と合わせて、知・徳・体の調和のとれた児童の育成を目ざして研究中である。

本校児童は、全般的に受動的傾向が強く、活力に乏しい。これを改善し、意欲的な学習活動を展開していくためには、積極的な参加の意欲を喚起し、主体的な児童活動をなおいっそう重視して指導していく必要があると考え、そのための方策も合わせて研究中である。

 

雨天時の室内業間体操

 

雨天時の室内業間体操

 

給食後レコードに合わせ「歯みがき体操」

 

給食後レコードに合わせ「歯みがき体操」

 

学習訓練の徹底、児童活動の強化、業間活動のくふう、愛校活動の充実、対外活動への積極的参加等を通して、健康で意欲的な児童の育成を日ざし、全児童、全職員が、「光る一線」に立ってこれからも努力していきたいと思う。

 

 

 


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