教育福島0034号(1978年(S53)09月)-046page
わが校のほこり
福島市立
福島第三中学校
伸びゆくわれらの像と玄関
無人集金箱
本校は阿武隈川と松川の合流点に位置し、西に吾妻の連峰を仰ぎ、周囲は市営の野球場、陸上競技場のある郊外の閑静な環境にある。生徒は、玄関前の生徒の象徴「伸びゆくわれら」の像とともに、豊かな品性、高い知性、強い心身をそなえた生徒を目指している。教育活動の顕著なものを二、三述べてみると、
学習の効率を高める
昭和五十二年度から福島市の研究指定校として「学習指導における教材提示のくふう」(主として教育機器の利用)の研究にとりくみ、今年度十一月に研究発表公開を計画している。
信頼し合える人間関係
現在の人間不信の世相から互いに信頼できる社会を願うため、教育実践の場では、教師と生徒、生徒同志の信頼関係を保つため、諸会費集金の無人化を実施している。生徒の一人一人の自覚によって無事故であり、今後も継続していきたい。
JRC活動
社会の一員としての自覚と連帯感を強める活動が生徒会を中心として継続して後輩に受け継がれている。この間のインターハイ開会式場等の清掃社会奉仕活動もその一例である。
部活動
教育活動の一環として全職員が指導に当たり、スポーツに文芸活動に全国的水準に達しているものもあり、生徒の大きな自信と誇りになっている。
インターハイ開会式場清掃奉仕
教育機関の利用