教育福島0035号(1978年(S53)10月)-045page

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わが校のほこり

 

古殿町立

 

古殿町立

山上小学校

 

校舎前景

 

校舎前景

 

本校は、阿武隈山地の南部、石川町よりいわき市に通ずる街道から五キロほど北東に入った山あいの農山村にある特地校である。児童数七十六名、教職員は八名で、大部分は若さと希望に満ちた青年教師である。

現職教育では研究主題として「少人数学級の特徴を生かした学習指導の改善」を設定し、特に教育機器を利用した指導と個別指導の徹底に努力している。一学級十〜十六名なので教師と児童の人間関係がよく、指導の効果が上がっている。特に本年度は、古殿町教育協議会指定研究校として十一月中旬の研究公開を目指してがんばっている。

 

秋のいも煮会

 

秋のいも煮会

 

農山村特有の過疎化は当地区にもみられる。それだけに地域民の学校教育によせる期待と関心が高く、何事にも非常に協力的で、常に学校と保護者が相互連携を密にし一体となって指導に当たっている。

例年秋の遠足は、全校児童と六年生保護者全員で村内の芝山公園に行き、いも煮会を催し秋の一日を楽しくすごしている。この地域ならではの行事であり風景である。

 

個別指導の徹底を期して

 

個別指導の徹底を期して

 

また、スポーツ少年団活動もさかんである。三、四年生の希望者と五、六年生全員が加入し、各種ソフトボールポートボール大会に参加し好成績をおさめている。夏季休業中は三泊四日の合宿訓練、冬季休業中はもちつき大会たこ上げ大会等を催し好評を博している。

 

冬のもちつき大会

 

冬のもちつき大会

 

 

 


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