教育福島0036号(1978年(S53)11月)-037page
学級・講座の参加者の数
教育委員会では、青少年・婦人・高齢者などを対象にした様々の学級・講座を開催しているが、五十二年度に参加した者の数は、表1に示すとおりである。
公民館の数
公民館数は、図2に示すとおりである。全体的にみると、本館は増加の傾向を示しているのに対し、分館は、逆に減少の傾向を示している。また、本館と分館を比較してみると、各年度とも、市は本館よりも分館が多いのに対し、町・村では本館の方が多くなっている。
本館の構造等
本館の建物を、単独施設と複合施設(他の公共施設等に共同設置されているもの)とにわけその割合をみると、図3に示すとおりであり、単独施設が全体の七割を占め、複合施設が三割となっている。更に、複合施設の相手方は、その八〇・六%が、市役所・町村役場の支所、農協等の社会教育関係以外の公共施設によって占められている。
次に、単独施設を構造別と建物経過年数別にその割合をみてみると図4のとおりである。構造別では、木造四四・四%、鉄筋四七・三%、鉄骨八・三%となっており、その経過年数をみると、木造建物の約半数が二十年以上を経過している。
また、単独施設を規模別にみると、図5のとおりであり、千平方メートル以上の大規模公民館が二〇・一%あるのに対し、公民館施設基準を下回るものも、大規模公民館とほぼ同じ割合の数になっている。特に町では二四・六%が基準以下である。
公民館主事の数
公民館主事の数は、図6のとおり、市町村すべて、調査ごとに増加の傾向を示している。特に、専任の公民館主事の増加が目立っている。また、館数が四十六年とほぼ同数なのに、公民館主事の数は、一・四倍と、館数の伸びを上回っている。
社会教育施設の数
昭和五十三年五月一日現在の社会教育施設の数は、表2に示すとおりであり教育委員会の所管する婦人会館・社会教育会館は、本県には設置されてない。
図3 単独・複合別公民館数の割合
図4 本館・独立館の構造経過年数別の割合
図5 独立館の建物の規模別本館数
図6 本館の公民館主事数
表2 社会教育施設数(昭和53年5月1日現在)
区分 公民館 図書館 博物館 青少年教育施設 婦人会館 社会教育会館 社会体育施設 社会教育関係施設 市立 203 26 1 9 - - 78 23 町立 189 1 - 2 - - 126 17 村立 54 - - - - - 39 7 県立 - 7 1 2 - - 9 2 私立 1 2 3 - - - / / 合計 447 36 5 13 - - 252 49