教育福島0037号(1978年(S53)12月)-050page

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わが校のほこり

会津高田町立

会津高田町立

藤川小学校

本校は、百有余年を経た松が、ひねもすグランドに影を落とす四季の風情豊かな環境の中にあり、児童数百一名、学級数七の小規模校である。

統計教育の研究校として、昭和四十八年に県指定を受け、四年間にわたる研究、連続五年の統計図表コンクール優秀校全国表彰の栄に浴するなどの成果を挙げてきている。

五十二年度から、国語を研究教科とし「一人一人の読む力を伸ばす指導」の実践研究に取り組んでいる。関連活動として地域ぐるみの夕読み運動、校 長室朗読、全校朗読コンクールを実践している。

児童の豊かな人間形成を図るための総合的教育活動の場として「藤小タイム」と呼ぶ時間を土曜日に設け、汗の日、遊びの日、集会の日、クラスの日として週プログラム化している。業間体育は、既有の施設をグループごとにじゅうぶん活用することに重点をおいているため児童の自由遊びにも創意と積極さが見られる。昼食後は、縦割り方式による「全校清掃」が行わんる。下級生にてきばきした指示を与えたり、手をとり教えている上級生のかいがいしい態度がめだっている。

本校出身先輩からの寄贈による自慢の大岩石園を、児童たちは、いきいきした探究のひとみとともに、先輩に対する感謝の思いで見守っている。

小規模校のもつ課題に対して、本校では、「教師の力量の向上」と「創意くふうによる効果的な教育的刺激」を中心にすえ、一致協力して、児童の一人一人の心に呼びかけることに日々努めている。

校舎の前景

校舎の前景

五年連続優秀校に輝く統計教育

五年連続優秀校に輝く統計教育

「蔵小タイム」の朗読発表

「蔵小タイム」の朗読発表

体力の育成を目指す業間体育

体力の育成を目指す業間体育


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