教育福島0042号(1979年(S54)07月)-011page
(二) 養護教育と医療、施設との提携
義務制施行に対応しての養護学校の新設は、本県では、福祉関係の施設や病院等との連携による併設設置の基本方針のもとに、進められてきた。
これは、通学の困難な障害児童、生徒の実態にてらして、もっとも安全な通学が可能であり、しかも、児童.生徒の一人一人の生活実態や障害の内容に即した教育の可能な方式である。ここでは、施設・病院における障害児に対する養育・療育と、学校における教育とが、相互に共通理解一を深め、機能分担しあいながら、きめ細かに一行われている。
盲・聾学校も含めて、現在各養護教育諸学校と提携の施設・病院等は、表3のとおりである。
表2 障害に応じた学校及び所在地
表3 学校と提携施設