教育福島0043号(1979年(S54)08月)-045page
わが校を語る
白河市立白河第三学校校
本校は、雄大な那須連峰を西に見て「その名も高き白河の関路を飾る花紅葉…」と校歌に歌われている歴史ある白河声の東端に位置する。年々児童数が増え、千二百有余名を数えている。
昭和五十一年度より、巨標分析による目標の明確化と形成的評価によるフィードバックの機能を生かした学習指導法の改善に取組んできた。本年度はさらに社会科における教科学習方法訓練を強化し、児童みずからが課題解決できる学習指導過程の研究に取組んでいる。
次に、安全指導の強化・安全意識の高揚のため、毎月一日には、早朝街頭指導、安全朝の会を行い、児童の交通安全に関しての体験発表を行っている。
一方、児童会では、友愛・協力・奉仕の精神を養うため、ここ十年余、jRC活動を通して、さまざまな活動を行い、去る五月二十七日には、青少年善行全国表彰の栄誉に浴した。今後、さらに、この活動の輪を広げようとはりきっている。
また、本年四号より、方部子供会の育成・充実と勤労精神の啓培の一環として、一年生から六年生まで方部別縦翻りのいっせい掃除を実施している。清掃場所は百数か所にわたり、一つの斑は六年生を班長として八名〜十二名編成とし、学年の発達段階に応じて清掃の役割分損を決め仲良く行っている。こうした活動をとおして、「心もからだも健康で明るい子供」の育成に、日々新たな気持ちで進んでいる。
校庭から校舎をみる
みんなで考える授業
JRC活動
協力して掃除