教育福島0044号(1979年(S54)09月)-047page

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わが校を語る

 

只見町立

 

只見町立

明和中学校

 

本校は、新潟県と接し、田子倉湖をもつ只見轡の東部に位置する。校舎は、山紫水明のすばらしい自然に囲まれた明るい丘に、近代的設備を備えて新築されたばかりで、学習には最適の環境である。

三学級八十二名の小規模校であるが、少人数校の利点と、自然環境の特性に着目して、課題解決に努力している。

 

個別指導の重視

 

学習指導、生徒指導、部活動等で、特性に応じた個別指導に重点をおき、特に、授業では、昨年度より「ひとりひとりの学力の向上」をめざし、今年度は能力に応じた予習的課題の与え方と、指導過程への組織化を図っている。

 

気力・体力を高める部活動

 

全職員と全生徒が、若いエネルギーをぶつけ合う部活動は、人間的触れ合いの重要な場である。郡大会、全会津大会、県大会ですぐれた成績をおさめ、生徒の自信は大きくふくれている。

 

郷土愛学習と環境緑化の推進

 

郷土愛を育てるため、クラブ活動は亀城に結びついた学習をしている。春の野営杉植林地での造林作業、夏の親子キャンプ、秋のいも煮会、冬のスキー大会などを計画して、郷土の自然との触れ合いを図っている。

環境緑化も「豪雪地帯の緑化はどうすべきか」のテーマのもと、花壇経営、一人一鉢運動などを展開している。

 

校舎盆景

校舎盆景

 

予習的課題を活用した授業

予習的課題を活用した授業

 

郷土愛学習をかねた造林作業

郷土愛学習をかねた造林作業

 

みんなの力で美しい花壇づくり

みんなの力で美しい花壇づくり

 

 

 


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