教育福島0044号(1979年(S54)09月)-046page
わが校を語る
鹿島町立
鹿島小学校
本校は、創立百余年の歴史をもち、まもなく近代的な新校舎が完成する。児童数六百十七名、二十学級。
「何ごとも自発的に実践できる子ども」の育成をめざし、特に、活発な児童会活動、体育研究(三年目)等、一人一人を生かした教育活動に取り組んでいる。
明るく大きな窓を開け
三十一人 六の一
くじけず いじけず 胸をはり
……………
そこここの窓々から、明るい歌声の学級歌(児童作)が流れてくる。
朝の日課の開始。軽快なリズムに合わせていっせい乾布まさつ。冬季でも全身ほかほか、気分そう快、楽しい一日がはじまる。
ゆとりの時間も子供たちにとって楽しい時間である。
さあ、今日のゆとりの時間は水球大会だ。計画立案に子供たちも参加し、学級のわくをこえて、広く友好を深めようとチーム作りをする。水しぶきをあげてボールを取りかわす。
虚弱児学級も三年自を迎え、一般の人々の理解も深まり、希望入級による編成ができるようになった。
当学級では、体力づくり体操、訓練のセット化、自作用具利用の運動、煮干しの摂取(業間)等により、自己の健康回復をめざし張り切っている。
鹿小健児の豊かでたくましい成長を願って日々の実践を続けている。
建築中の校舎全景
リズムに合わせて乾布まさつ
追加点のチャンス
じょうぶになろう(虚弱児学級)