教育福島0045号(1979年(S54)10月)-045page
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わが校を語る
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喜多方市立
第二幼稚園
本園は、明治三十九年創立の古い歴史ある「喜多方幼稚園」が園舎の老朽化と一学区一幼稚園という市の方針のもとに昭和四十七年四月喜多方市立第一、第二幼稚園として分離独立して誕生した。園舎は、「蔵の街 喜多方」の中央部に位置している。
昭和四十九年四月新園舎に移転、翌五十年に遊戯室が完成、現在四歳、五歳児百二十名を三クラスで保育している新設園である。
太陽の恵みか豊かで、明るい園舎、園庭での幼児たちの遊びはさかんである。本園では毎週水・木曜日を自由保育とし、園児みずからの活動を尊重し、その活動を盛りあげるための配慮やくふうに努め効果をあげつつある。
夏は園庭一面が水と砂の遊び場と化し、素足の園児たちが喜々として遊びに興じている。
また、毎年五月には園児たちの小さな手で園庭の一隈のさつま芋畑の苗植えと除草が行われ、自然の領域をとおして勤労の尊さを経験させることにしている。
十月には待望の「いもほり」。一個三十キロもの巨大ないもを収穫することがある。後日の収穫祭に大きな釜をとりつけ、とれたさつま芋でいも汁や焼きいもを作り、恒例の「親子いも煮会」を楽しむ。
また、保護者で組織されている後援会の活動も盛んで除草・植樹・園行事への参加等が積極的に行われ、園児・教師・保護者の連携が自慢の園である。
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園舎玄関
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水あそび
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さつまいもほり
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親子いも煮会
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