教育福島0046号(1979年(S54)11月)-008page
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方法については、福島県保健衛生協会の検診車による集団検診のほか、一般住民検診の際にも受診できることとなっている。
また、乳ガン検診は県保健衛生協会にて検診を実施のほか、今年度より竹田綜合病院においても受診できることになった。
本年度の受診希望者は子宮ガン四千十三人、乳ガン千四百九十八人となり子宮ガン検診については希望者全員の受診が可能であるが、乳ガンについては受け入れ医療機関が少なく、四百人の受診のみとなっている。
昭和五十三年度の検診結果は表3のとおりであり、年々検診効果があがってきている。
なお、昭和五十二年度要精検者の再検査結果は表4のとおりである。
表3 昭和53年度婦人科検診結果
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表4 昭和52年度婦人科検診再検査結果
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(三) へき地教職員巡回検診
医療機関に恵まれないへき地学校に勤務する教職員及び家族を対象として公立学校共済組合東北中央病院の巡回検診車による検診と県保健衛生協会の採血車による血液検査を実施している。
本年度の検診車は、相双、南会津、両沼及び湖南を巡回し検診を行い、また、検診車の入れない地域については採血による健康検査を行っている。
昭和五十三年度の検診結果は表5、表6のとおりである。
なお、検診車による検診の受診率が年々減少の傾向にあるが、これは、学校保健法に基づく成人病検診とのかねあいが考えられるが、巡回検診車による検診は年齢制限がなく、成人病検診項目以外に種々の検査及び内診ならびに投薬、医療指導なども行っているので進んで受診されるよう望むものである。
表5 昭和53年度へき地巡回検診車による検診結果
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表6 昭和53年度へき地教職員血液による検査結果
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(四) へき地等医薬品配布
へき地及び無医地区に勤務している教職員は、医療機関に恵まれない状況にあるので、これら教職員の健康維持のため医薬品セットを配布している。
本年度は次のとおり配布を行った。
三級地以上の教職員 千五百五十八名 四千円相当の医薬品
その他の教職員 百一名 三千六百円相当の医薬品
二、元気回復事業
(一) 教職員レクリエーション事業
教職員の元気回復と健康増進を図るため県内各地域において教職員全員が参加できるレクリエーション事業を実施している。
今年度は七月初旬から実施され、スポーツを中心として多種多様な事業が実施されている。
参加者 一万九千六百三十四人(予定)
会場数 百八十三会場
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