教育福島0046号(1979年(S54)11月)-046page
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わが校を語る
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新地町
尚英中学絞
わが校は、本県の最東北端に位置し、高台にあって、東に紺碧の太平洋を望み、西はゆるやかな裾野をもつ秀峰鹿狼山をいただき、その白亜の殿堂は、周辺のどこからも遠望することができる。昭和四十年四月、三校による統合中学校として、新校舎落成以来十一年目を迎え、町のシンボルともなっている。
教育活動は、学習指導と生徒指導を中核として推進しているが、とくに生健指導においては、各領域間の関連統一指導計画を作成し、その実践をはかるとともに、年間、常例外授業を実践し、それによる時間を各曜日ごとに当て、特色ある自主活動を展開させ、生徒の意欲を高める指導に努めている。
豊かな校地と体育施設に恵まれ、部活動は全員参加と異色的である。近年バレー部は、再度にわたる東北・全国大会出場など特筆すべき栄光に輝き、現在も中体連地区、県大会では優秀な成績をおさめている。また、ブラスバンドは福島県吹奏楽コンクールで、連続三回金賞を受け、名演奏を誇っている。
安全指導では、昭和四十六・七年度に日本学校安全指定校として、それぞれ文部大巨賞、内閣総理大臣賞を受賞したが、現在も綿密な指導計画の下、交通安全教室、月一回車体検査、校内安全点検、立番指導、水難救助講習会、避難訓練等周到な指導体制をとっている。
今後も生徒の意欲的な活動を基に、楽しい学校づくりに努めていきたい。
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中央廊下から太平洋を望む
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練習も真剣な女子バレー部
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活躍中のブラスバンド部
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自転車安全点検風景
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