教育福島0047号(1979年(S54)12月)-018page

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まり、本県文学界がいっそう充実しつつあることを示すものであり、誠によろこばしいことである。

応募作品の内訳は小説四十八、詩七十七、短歌五十、俳句四十八点となっており、小説、短歌は史上最多の応募数となった。また、青少年の応募数は各部門合わせて三十八点であり、昨年度と比較すると半減しているので、来年度以降の応募数の増加を期待したい。

受賞作品、応募者の地区別内訳は表4のとおりである。

なお受賞作品集である「県文学集」は昭和五十五年三月に刊行を予定している。

 

表3 第32回福島県文学賞受賞者〔小説部門〕

表3 第32回福島県文学賞受賞者〔小説部門〕

 

〔詩部門〕

〔短歌部門〕

 

〔短歌部門〕

〔俳句部門〕

 

〔俳句部門〕

表4 第32回福島県文学賞応募者地区別内訳

 

表4 第32回福島県文学賞応募者地区別内訳

表4 第32回福島県文学賞応募者地区別内訳

 

十二、家庭劇場

家庭劇場は本格的な文化施設を有さない地域の県民のために、優れた舞台芸術を巡回公演して、家族ぐるみで芸術を鑑賞することを奨励し、豊かな家庭づくりと地域文化の振興に資する趣旨で実施している。本年度は県内各地の三十町村において、音楽公演二十公演のほか特に国際児童年を記念して新たに児童劇公演の十公演を加えて三十公演が開催された。

音楽公演は「大庭照子とうたおう」として童謡、ポピュラーソング、歌あそびなどを十公演、「コリンズ・ボーカル演奏会」としての混声四重唱団による世界の民謡、日本の民謡、歌曲などの演奏を十公演した。また、児童劇公演は劇団「風の子」が「トランク劇場」として身近にある紙、ロープ等を使っての手あそび、劇あそびなどを十町村で公演した。

各地とも好評で、どのプログラムとも小・中学生や父兄約一万四千四百名が生の演奏、演技を楽しんだ。

 

家庭劇場本郷町音楽公演(コリンズ・ボーカルアンサンブル)

家庭劇場本郷町音楽公演(コリンズ・ボーカルアンサンブル)

 

県芸術祭開幕行事“モダンバレエ”

県芸術祭開幕行事“モダンバレエ”

 

昭和五十四年家庭劇場実施町村

(1) 「大庭照子と歌おう」

富岡町、大越町、滝根町、都路村 常葉町、矢祭町、棚倉町、中島村 湯川村、会津高田町

(2) 「コリンズ・ボーカル・アンサンブル演奏会」

河東町、本郷町、会津坂下町、熱塩加納村、北塩原村、三春町、大

 

 


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