教育福島0058号(1981年(S56)01月)-016page

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い方に注意する(三年)→適切に使う(四年)→的確に使う(五年)となっている。

 

資料2 

教科書教材(光村)における接続語の頻度

学年合計内容
1年46でも、そして、また、それとも、ところで、つまり、など24種類について教科書教材を調査した。その一部分。
2年92
3年151
4年167
5年303
6年239
総計998

 

接続語の意味別頻度と割合(%)

順接18.9
逆接28.6
添加並列44.4
説明細目4.5
話題転換3.3
選択0.3

 

接続語の総計の多いもの(個)

そして(添加並列)227
また(〃)119
しかし(逆接)89

 

接続語の総計の少ないもの(個)

なお(添加並列)2
それとも(選沢)3
しかも(添加並列)5

 

(2) 教科書教材(光村)における接続語の頻度とその割合は、資料2のとおりである。

1) 接続語の数は、五年の教科書教材が、三百三と一番多い。

2) 一年から三年までは、四十六→九十二→百五十一と約二倍になっている。

3) 一番多いのは、「そして」「また」「しかし」で、少ないものは、「なお」「それとも」「しかも」である。(紙面のつごうで一部省略する)

(3) 一時間の授業における到達基準の明確化とその方法

1) 学年の目標の下に到達目標を設定し、更に、具体的内容を設定する。

2) 一時間の授業における接続語の到達基準を設定する。(資料1参照)

(4) 検証授業計画(紙面のつごうで五年だけとする。)

ア 題材名 文と文をつなぐ言葉

イ 題材の目標 文と文との関係を考えながら、練習作文を通して接続語の役割や使い方を理解し、的確に表現に生かすことができる。

ウ 指導計画 略

エ 本時の目標 接続語の役割や使い方を、練習作文を通して理解することができる。

オ 本時指導の意図 新出接続語「しかも」の役割や使い方を、文例や練習作文を通して理解させる。また、今まで学んだ接続語「すると」「でも」「そして」「また」「つまり」「たとえば」「ところで」「それとも」などを比較、分類、文例による前後の関係や練習作文などにより理解の定着を図り、的確に表現の中に

 

資料3 検証授業学習指導案(指導過程)

 

 

 

 

 


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