教育福島0062号(1981年(S56)07月)-034page
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まちからむらからこんにちは、
ふるさとづくりと青年会活動
北会津村教育委員会
一 はじめに
当北会津村は、会津若松市に接する人口約六千八百人の一郡一村の地方都市近郊農村である。昭和三十一年に荒館村と川南村が合併し、現在の北会津村になった。
しかし、青年会は、昭和四十七年まで荒館青年会と川南青年会とに分かれていた。荒館青年会は、昔から伝統的に継続しており、部落の青年会から荒館青年会に加入している。一方の川南青年会は、昭和三十五年の決算総会から、1)会員の集まりが悪い 2)得られるものがない 4)役員会でさえ二割ほどの出席しか得られない 5)活動内容も、スポーツ、ゲームのみで、その他希望する内容がない 6)魅力がないなどから休会となっていた。その後、サークル活動をしていた数人から青年会の必要性が問題となり、昭和四十一年に再結成された。
その当時の両会の相違点は、第一に入会方法の違う点で、荒館の場合は部落の各青年会の上部組織として強制入会であり、川南の場合は自由意志による単独入会である。
第二には、荒館が三十歳まで、川南が二十五歳までの年齢差がある。
その他に、会組織が異なることなどが挙げられ、村合併直後から青年会の合併の話がでていたが、踏み切れなかった。
二 青年会の現状
会員の構成は、満三十歳までの男女青年で、男子百六十六名、女子三十二名から成り、加入支部数が二十一で、近年二百名前後の横ばい状態である。
予算的推移は、
昭和五十三年 三十一万八千円
昭和五十四年 三十五万四千円
昭和五十五年 九十二万九千円
昭和五十六年 七十六万六千円
であり、組織は次のとおりである。
組織図
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三 活動内容
1) 従来までの活動と今後の方針
北会津村青年会結成以来の活動をふりかえってみると、ともすればスポーツ大会、ダンスパーティーなどの会員のみの活動にとどまっていた。昭和五十三年、住民のために生の演劇を地元で開催しようと取り組んだのをきっかけに、組織的な活動法や、自主性、連帯性が増し、地域社会に結びつく会活動を展開している。
◇会員の意識向上、組織拡大のための活動
○女子活動研究会
○各支部会員との座談会
○各スポーツ大会
○ダンスパーティー
◇地域のための活動
○村内のカーブミラーの清掃
○各種選挙時における棄権防止・明正選挙の広報活動
○農事教室
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心をこめて
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