教育福島0064号(1981年(S56)09月)-041page

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(五) 学校内外の施設、設備、環境の改善整備に協力する。

以上の努力事項をもとに、表1のように、具体策をたて活動をすすめてきました。これらの施策は、本校の教育目標である、

・めあてをもち、すすんで学ぶ子供

・互いに助け合う心のあたたかい子供

・心も体もたくましい子供

の実現と結びつくものであり、親と子と教師が三者一体となり、表2のような年間計画をたてて実践をすすめています。

主な活動例をあげますと

・百号をこえる広報紙「梅の香り」と速報「梅のかおり」の発行

・毎年八月十日夜に行われる親子歌合戦、親子盆踊り、花火大会

・泳げない子のための夏休み水泳教室

・自転車安全点検や交通安全教室

・学年PTAによる親子ハイキングやフイルムフォーラムの活動

・地区PTAによる毎日の交通安全補導や休み中の地区の子供たちの生活補導と親子レクリェーション

・家庭での親子一鉢栽培活動と親子運動などが「学校教育を理解し、家庭での実践を強化する」という目標をめざして続けられています。また教師側の実践として親と子がわかりあい、子供の自己実現をめざすてだてとして、生活の記録「梅の香り」の記録の指導をすすめています。

それぞれの家庭で学年のはじめに子供の生活のめあてを親子が相談して定め、子供が毎日の生活の反省を記録します。親はそれを見て子供と話し合ったりはげましのことばを記入します。

教師もできるだけ毎日目をとおし、かんたんな書きこみをします。

このような日常のつみ重ねの中から親と子の対話のきっかけをつくり、家族の心のつながりをふかめていこうという願いをこめてはじめた活動です。

 

三 おわりに

 

一昨年来、前述のような活動をすすめてきましたが、さまざまな反省がだされました。学年PTA活動費の増額の問題、PTA図書館の充実と運営の工夫の問題。親と教師の意思疎通をもっと深めるための場の設定等、今後これらの反省も含めて、状況の変化に対応しながら、重点活動を定め、きめこまかい実施計画をたてて、中身の濃いPTA活動をすすめていきたいと思っています。 (教諭 平田三豊)

 

夏休み水泳教室

夏休み水泳教室

 

重点目標と施策

年間事業計画の概要

 

年間事業計画の概要

 

 

 

 


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