教育福島0064号(1981年(S56)09月)-052page
ぼくの学校わたしの学校
福島県立石川養護学校
校章未定
中学部三年
角橋 みち子
私たちの学校のある石川町は、郡山から水郡線にのって一時間くらいのところにある山にかこまれたとてもしずかな町です。猫啼温泉のちかくの坂の上に二かいだてのとてもきれいなたてものがみえます。それが私たちの石川養護学校です。できてからことしで三年目の新しい学校です。校舎もきれいです。ことしの一月には体育館もできました。
学校は小学部と中学部に分かれていいます。また、普通学級と重複障害学級とに分かれています。中にはいろいろな友達がいます。そしていろいろな病気をもっている人もいます。
友達は県内のいろいろなところがらあつまっています。家からかよっている人もいますが、大部分の人は学校のとなりにある桜が丘学園というしせつからかよっています。私もその学園からかよっています。
一週間の学校の生活のはじまりは、月曜日の朝の会です。体育館に学校ぜんぶの人があつまって、先生のおはなしをきいたり、うたをうたったりします。この会は中学部の生徒会の人たちが中心になってやっています。
私たちの生徒会はこのほかに、放送の委員会、学校を美しくする委員会、動物や草花をそだてる委員会があり、小学部の三年生以上の人たちぜんぶがそれぞれどれかの委員会にはいって活動しています。
私たち中学部の勉強は国語や数学のほかに生活、日常生活、作業学習があります。作業学習では畑に野菜をつくったり、印刷をしたりしています。今畑には、トマトやきゅうり、ピーマンなどがうえてあります。学校にのぼってくる坂道の両がわにはマリーゴールドやグラジオラスがうえてあります。うえた日はとてもあつかったのですが花のさく日が、今からとてもたのしみです。
私たちは、学校でいっしょうけんめい勉強して、すこしでもいろいろなことをおぼえたいと毎日がんばっています。
立派な校舎▼
▼みんなそろって児童生徒会